出版社内容情報
彼らの人生は、一手で変わる――将棋指しという職業の哀歓、将棋という遊戯の深遠さを鮮やかに描き出す名随想二十六篇を精選!吹けば飛ぶような駒に人生を賭けた者たち。日々盤面に向かう彼らは何を追い求めるのか。大山康晴、升田幸三、中原誠ら往年の大棋士たちの横顔、才能空しく脚光を浴びずに消えた悲運の棋士の肖像、孤独に戦い続ける若手棋士の苦悩……作家、記者、そして棋士自身が綴った文章の中から二十余の名品を精選。将棋指しという職業の哀歓、将棋という遊戯の深遠さを写し出すアンソロジー。
大崎 善生[オオサキ ヨシオ]
内容説明
吹けば飛ぶような駒に人生を賭けた者たち。日々盤面に向かう彼らは何を追い求めるのか。大山康晴、升田幸三、中原誠ら往年の大棋士たちの横顔、才能空しく脚光を浴びずに消えた悲運の棋士の肖像、孤独に戦い続ける若手棋士の苦悩…作家、記者、そして棋士自身が綴った文章の中から二十余の名品を精選。将棋指しという職業の哀歓、将棋という遊戯の深遠さを写し出すアンソロジー。
目次
守られている(大崎善生)
そうではあるけれど、上を向いて(中平邦彦)
将棋が弱くなるクスリ(東公平)
神童 天才 凡人(沢木耕太郎)
京須先生の死(山田道美)
忘れ得ぬひと、思い出のひと(芹澤博文)
愛弟子・芹澤博文の死(高柳敏夫)
詰パラとの出会い(若島正)
九段(坂口安吾)
棋士と寿命と大山さん(内藤國雄)〔ほか〕
著者等紹介
大崎善生[オオサキヨシオ]
1957(昭和32)年、札幌市生れ。2000(平成12)年、デビュー作の『聖の青春』で新潮学芸賞を、’01年『将棋の子』で講談社ノンフィクション賞を受賞。’02年には、初めての小説作品『パイロットフィッシュ』で吉川英治文学新人賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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扉のこちら側
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