出版社内容情報
ボーダーシャツ、サファリ・ジャケット、眼鏡や万年筆――ヘミングウェイのライフスタイルを写真と資料から読み解いた画期的な一冊。
マリンボーダーのシャツ、ブルックス・ブラザーズのスーツ、バーバリーのコート、ハーディー・ブラザーズの釣り具、パーカーの万年筆……。ヘミングウェイの小説と人生は様々な<モノ>に彩られている。JFKライブラリーに所蔵される領収書や手紙など厖大な資料や写真をもとにヘミングウェイという作家が体現した「ライフスタイル」を明らかにする。『ヘミングウェイの流儀』改題。
内容説明
マリンボーダーのシャツ、ブルックス・ブラザーズのスーツ、バーバリーのコート、ハーディー・ブラザーズの釣り具、パーカーの万年筆…。ヘミングウェイの小説と人生は様々な“モノ”に彩られている。JFKライブラリーに所蔵される領収書や手紙など厖大な資料や写真をもとにヘミングウェイという作家が体現した「ライフスタイル」を明らかにする。
目次
1 アメリカン・カジュアルウエア黄金期の記録(下着をはくことが私にはフォーマルなのだ「ショーツ」;実用的で長く愛用できるものを選ぶ「サンダル」 ほか)
2 ナチュナルショルダーとヘミングウェイの時代(ブルックスでプロポーズ大作戦「スーツ1」;ジャズスーツが正装「ジャケット1」 ほか)
3 よく書き、よく読み、よく遊ぶ(「省略の文体」を支えた本棚「愛蔵書」;第一稿は2Bの鉛筆で書く「鉛筆」 ほか)
4 ハードボイルド・リアリズムと20世紀デザイン(鼻パッドのノンシャラン!「眼鏡」;オルドニェス牧場のルイ・ヴィトン「バッグ1」 ほか)
著者等紹介
今村楯夫[イマムラタテオ]
1943(昭和18)年、静岡県生れ。専門はアメリカ文学。東京女子大学名誉教授。日本ヘミングウェイ協会会長。日本におけるヘミングウェイ研究の第一人者である
山口淳[ヤマグチジュン]
1960‐2013。兵庫県生れ。編集者、ライター。大学在学中から雑誌編集に携わり、ファッション誌、旅行雑誌、モノ雑誌などに寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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