新潮文庫<br> 森がわたしを呼んでいる

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新潮文庫
森がわたしを呼んでいる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 441p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101327426
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

父を亡くし、母と暮らす中学生の佐知子。真夜中に激しい地震があった翌々朝、自宅の周囲には突然、深い森が広がっていた。折しも母は仕事で海外へ。ひとりぼっちの佐知子に次々と迫る危険な影は、森の誕生の秘密と関わっているのか。そのとき、追い詰められた佐知子の耳に、亡き父の声と鳥の羽ばたきが聞こえてきた―。生と死が交錯する不思議の森の深奥で佐知子が出会ったものは。

著者等紹介

赤川次郎[アカガワジロウ]
1948(昭和23)年、福岡生れ。桐朋高校卒。’76年、「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。「三毛猫ホームズ」シリーズなど、ユーモア・ミステリーの他、サスペンス小説、恋愛小説など幅広く活躍。現代を代表する人気作家である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

28
ある日目覚めたら近所一帯の植物が成長し森に…。はじまりはファンタジーでどうなっていくかとけっこうワクワクしたけど、最後の方は話が大きくなりすぎたような。あとお母さんのあることが最後に明らかになるけど、別にそれいらないんじゃ…。2019/10/19

アンベラー

7
SF、幻想? どういえばいいのかな 突然家が森になる、動物を操れる?ようになる中学生 しっかりしている佐知子 話はシンプルな言葉で書かれているので読みやすかった2019/10/31

逍遥遊

7
19-07-20190215 久しぶりに赤川作品を読んだ。ファンタジーっぽくて楽しめました。ただ、最後の種違いという展開は必要あったのかな?2019/02/15

kaizen@名古屋de朝活読書会

7
ジャックと豆の木のように、ある日突然,木が生長します。 前兆として、雑草の伸びが速くなっていた。 主人公の亡くなったお父さんの声が森から聞こえて来る。 あやしげな事件に次々とまきこまれる。 冒険,幻想小説。 赤川次郎の本領発揮。 少女が主人公。大人顔負けの冷静な判断。社会問題を生き抜く。解説:金原瑞人2011/08/16

白雪ちょこ

5
ミステリーと共に、ファンタジー要素も今回は多く含まれていたため、なかなか面白かった。 作者の作品の中で、たまにこういったファンタジー要素が出てくる物語があるが、どれを取ってもやっぱり面白いため、彼は天才なのだと思う。 暗めの物語で、家族のいざこざなども出てくるため、一本の映画を見ているような高揚感も味わえる。

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