新潮文庫
警察裏物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784101381510
  • NDC分類 317.7
  • Cコード C0195

内容説明

ミステリやドラマで活躍する警察官たち。だが我々はその実態をあまりにも知らない。職務質問の天才や「落とし」の名人のエピソード、キャリアとノンキャリの違い、合コンの模様から刑事同士のケンカまで、警察官の真の姿を活き活きと描写する。一章を割き、殺人事件発生からの捜査の流れを解説。

目次

第1章 伝統の警察官
第2章 素顔の警察官
第3章 北芝健の強盗事件捜査セレクション
第4章 警察アンダーワールド
第5章 これが殺人事件の捜査だ!
第6章 警察内部の知られざる抗争
第7章 戦う警察

著者等紹介

北芝健[キタシバケン]
東京都葛飾出身。早稲田大学卒。警視庁に採用後、地域警察を経て私服捜査官として刑事警察や公安警察に所属し、さまざまな事件を扱う。現在は犯罪学者として教壇に立つ。学術社団日本安全保障・危機管理学会顧問。修道館館長として空手の指導にも努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロボット刑事K

15
時々元警察官って人がテレビで警察批判をしています。以前は自分も世話になった組織だろうに、後足で砂をひっかけるような真似は余りカッコよくないなあと思います。彼らは理想に燃えて警察官になりはしたものの、志半ばで組織を去って行った人たち。その理由は千差万別でしょうけど、やっぱり不本意だったのではないでしょうか。そうした逆恨み的な暗い感情がそうさせてるのかもしれませんね。作者の北芝健氏も警察OBですが、そうした意味では警察擁護派の珍しい人です。☆4つ。まあ作中のご本人は少しカッコよすぎるキライはありますが。2024/02/03

sarie

14
警察の一部を覗けるエッセイ集?警察官の人間臭さを感じることができて面白かったです2016/07/07

gonta19

7
2009/5/29 メトロ書店御影クラッセ店にて購入2011/5/25〜5/30マスコミにも良く登場する辞め刑事の北芝さんの内幕暴露本。といってもそんなに過激なことが書かれているわけではない。警察小説を読む際のサブテキストとして参考になる。そういえば、最近そこまで言って委員会に出ないなあ。久しぶりに見たいなぁ、 ファンタジー北芝。2011/05/30

shigoro

4
警察同士のケンカは街中でもアリなんだとか、ソープ嬢との合コンしてみたいとか、やっぱり縄張り争いってあるんだとか、軽いネタ話として、警察の裏事情が読める。ただ書きたい内容が多かったのか、内容の散漫さもあるかな。もっと深く裏側を書いて欲しい部分もあるが、ココに書いてあった通り、辞めてOBとなっても警察として繋がってるようで、厳しくは書けないのかもね 2011/06/19

倉屋敷??

3
警察官も人間ですから色んな人がいるだろうけど、やっぱり一癖も二癖もありますよね。 そして思ったより軽快で1つの話も短くて面白かった。 著者は警察OBで警察への愛を感じます。2023/04/23

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