出版社内容情報
現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か、矜持とは何か。人間の深層心理まで描きこんだ極上の社会派フィクション全六編。
確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分けと対決する「一俵の重み」。社会問題の真相と、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当てる。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と新収録掌編「歴史的瞬間」。
内容説明
確信犯的に期限切れ食材を使った菓子職人の胸中に迫る表題作、変人官僚が事業仕分け人と対決する「一俵の重み」。逆境を支えるのがプライドなら、人を狂わせるのもまたプライド。現代を生き抜くために、絶対に譲れないものは何か。社会問題の深層に潜む、現場の人々の一筋縄ではいかない思いに光を当て、深層心理まで描きこんだ極上フィクション六編と掌編「歴史的瞬間」を収録。
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962(昭和37)年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て、2004(平成16)年に企業買収の壮絶な舞台裏を描いた『ハゲタカ』でデビュー。’07年、『ハゲタカ』『ハゲタカ2』(『バイアウト』改題)を原作としたNHK土曜ドラマが大きな話題を呼んだ。作品の対象に徹底的に迫る取材力と緻密な文体を併せ持つ、経済小説の新たな旗手として注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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