出版社内容情報
政治の本質とは何か。この難題に挑んだM・ヴェーバー「職業としての政治」、C・シュミット「政治的なるものの概念」。この二十世紀を代表する思想家の二大著作を、名文家として知られた社会学者・清水幾太郎の翻訳で贈る。現代人のための政治学入門。解説・苅部 直 【古典名訳再発見・第2弾】
内容説明
政治の本質とは何か。第一次大戦後からナチ台頭期にかけて、この問いに挑んだM.ヴェーバー「職業としての政治」とC.シュミット「政治的なるものの概念」。この二著を鋭敏な時代感覚によっていち早く日本に紹介した歴史的な訳業。巻末に清水幾太郎の関連論考を付す。
目次
政治の本質(ヴェーバー/シュミット)(職業としての政治(マクッス・ヴェーバー)
政治的なるものの概念(カール・シュミット))
ヴェーバーとシュミット(清水幾太郎)(職業としての政治;名著発掘 カール・シュミット著『政治的なるものの概念』)
著者等紹介
ヴェーバー,マックス[ヴェーバー,マックス] [Weber,Max]
1864年生まれ。ドイツの社会学者・経済史家。フライブルク大学教授、ハイデルベルク大学教授を歴任。1920年没
シュミット,カール[シュミット,カール] [Schmitt,Carl]
1888年生まれ。ドイツの政治学者・公法学者。1933年から45年までベルリン大学教授。1985年没
清水幾太郎[シミズイクタロウ]
1907(明治40)年、東京生まれ。社会学者。東京帝国大学文学部社会学科卒業。文学博士。二十世紀研究所所長などを経て、学習院大学教授、清水研究室主宰。1988(昭和63)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。