出版社内容情報
トランプのアメリカはどこへ向かうのか? 2020年の大統領選挙はトランプの再選となるのか? 反知性主義,人種,ジェンダー,メディアなど,いまのアメリカの現実を気鋭の研究者たちが多角的な視点から分析する.東大発・社会人向け連続講座「グレーター東大塾」を書籍化.
内容説明
反知性主義、人種、ジェンダー、政治、カルチャー、メディア、プロスポーツ…。トランプ大統領を生んだ、いまのアメリカを多角的な視点から分析する。
目次
第1講 宗教史からみたトランプのアメリカ―反知性主義・陰謀論・ポスト真実
第2講 トランプを当選させたアメリカ政治―背景・現状・今後
第3講 格差社会アメリカ―「多人種都市」ロスアンジェルスの歴史から
第4講 世論形成と自浄装置としてのポピュラーカルチャー―トランプ政権下を例に
第5講 トランプ時代の米国メディア―SNSの普及と伝統的ジャーナリズムの行方
第6講 現代アメリカ「性」のキーワード
第7講 スポーツ―アメリカ社会を映し出す鏡
第8講 トランプのアメリカ―ハワイからトランプを見る
著者等紹介
矢口祐人[ヤグチユウジン]
Goshen College卒業。College of William and Mary大学院でアメリカ研究を学ぶ(M.A./Ph.D.)。1998年東京大学大学院総合文化研究科助教授。その後同教授を経て、東京大学大学院情報学環教授。主にアメリカ文化論、太平洋地域研究、アメリカにおける歴史と記憶を中心に研究と教育を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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