文春新書
猫の品格

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  • サイズ 新書判/ページ数 213p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166606955
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0295

内容説明

世の中には素晴らしい猫もいる。しかし、自分のうちの猫はどうだ。猫は、自分に似た飼い主のもとにやってくる。品格の高い人間になりたいのなら、猫とともにあろう。共感と爆笑の猫論。

目次

第1章 猫好きを信用するな
第2章 ある猫飼い家の一日
第3章 良い獣医、悪い獣医
第4章 世界の有名猫
第5章 村上春樹の猫
第6章 猫の品格と人の品格

著者等紹介

青木るえか[アオキルエカ]
1962年、東京都生まれ。『週刊文春』に「テレビ健康診断」、『週刊朝日』に「新書の穴」、大阪スポーツニッポン競馬面で「ギャンブル絵本」を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAKAPO

32
>ほんとうの猫好きは、貧乏でうすぎたないなりをし、しょぼくれた性格、というのが、猫と長くつきあってきた私の出した結論だ。 ・・・う~ん、そこまで言われると、ちょっと悲しいが、ある意味、我が家は、ほんとうの猫好きになりつつあるのかな?貧乏なのに、野良猫を保護して、何万円もかけて去勢(避妊)手術をし、餌代や猫砂代で、月1万円ぐらいかかってる・・・性格も(犬好き)と違い弱気だし・・・ この本は、そんな猫好きには、評価5、猫を飼ったことがない人にとっては、評価1かな?2018/05/13

くるぶしふくらはぎ

23
新書だしタイトルもそれなりなので、読む心構えがあったのですが、いい具合に裏切られました。真の猫飼いは、だらしが無い・・・そうなのかア、とか、ちょいちょい突っ込みを入れながら、我が家にも2匹の猫が生息しているので、納得する言葉が多々あり、笑わしてもらいました。村上春樹が、前より好きになったかもW2018/07/07

みい君

19
ねこ好きの方ならば著者の言わんとしている所が理解できるであろう。当方も猫殿達を4匹(いずれも保護猫)を従えておりますので猫様の生態については理解が深いと自負しておりましたが、本書を読了後は、新たな猫様の資質について知ることができました。村上春樹さんの猫好きの件の箇所は興味深く読めた。人間の品格をよくするには猫様に倣えという件は大いに納得。猫様のあの凛とした佇まいを持てたら!あとは天王寺動物園辺りの猫さま達を拝みながらこの感想を締めたいと思います🤗2019/12/28

宇宙猫

18
★★★ 猫エッセイ。人間への評価と猫の品格には賛同しかねるが、猫の話はうなずける。臭い棒のようなよだれを垂らしても、頻繁にご飯をねだられても、うちの子は可愛いのだ。村上春樹のエッセイも同感。エッセイは苦手だけど、彼のエッセイは面白く読めるし猫愛を感じる。2019/04/05

まつじん

12
品格は関係ないけど面白いねぇ、早く猫を飼いたいです。2018/06/29

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