文春新書
ニュースキャスター

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  • サイズ 新書判/ページ数 235p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608546
  • NDC分類 699.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

NHKの新しい顔である大越キャスターが描く取材現場の真実。ニュースが抜群に面白くなる一方で、プロの情報処理とは何かがわかる。

内容説明

NHK「ニュースウオッチ9」のキャスターが明かす、ニュース番組の現場。震災に原発事故にと、キャスターとして激動の一年を振り返り、閉塞感に立ちすくむ政治への思いも書き尽くした。野田首相やなでしこジャパンなど時の人へのインタビューをはじめとする取材日記も収録。

目次

第1章 あの日
第2章 取材者として
第3章 表現者として
第4章 「自分のことば」でニュースを語る
第5章 政治記者をやってきた
第6章 野球少年、キャスターとなる
コラム 「現代を見る」

著者等紹介

大越健介[オオコシケンスケ]
1961年新潟県寺泊町(現長岡市)生まれ。新潟高校3年時、野球部投手として、春の県大会準優勝、夏の県大会ベスト8。1981年東京大学入学。東京六大学リーグ通算8勝27敗。日米大学野球選手権の日本代表に選出される。1985年東京大学文学部卒業、NHK記者となる。1989年報道局政治部へ。2005年ワシントン特派員、2007年より同支局長。2009年「NHKニュースウオッチ9」編集責任者を経て、2010年3月29日より「NHKニュースウオッチ9」キャスターとなり、東日本大震災や政局報道に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

38
日々著者が報道とは何かということに真摯に向き合っている様子が伝わった。2012/04/21

団塊シニア

36
NHKの先輩の磯村氏をお手本というのは納得できる。庶民的、切り口の鋭さ、番組を盛り上げてるのは本書を読めばわかる。ただ東日本大震災時の放送に関しては当方、被災地であり、TVは視聴できなかったことが残念!2012/07/22

キジネコ

21
震災から一ヶ月後、彼は「現場」に立った。「思い出の品を、お探しですか?」と瓦礫の中の人に問うと「母を」の答え・・。覚悟の瞬間ではなかったか。ニュースの生まれた場所とスタジオの距離を埋める為に、行動するキャスターを目指すと決意する。常に中立であらん事を己に強いながらも湧き上がる感情を抑えるにの苦労する好漢、大越健介の提案として読めた。時代を回天させた維新、世界戦争の敗戦、そして未曾有の災害。日本は第三の変革を経験している最中にある。無関心を捨て、それぞれの「私」が「行動」することを考えよう!と。悪くないなあ2013/02/19

niisun

19
NHKのニュースウォッチ9の実直な語り口が大好きだった大越健介さんの本。先日、久しぶりにマツコさんと有働さんがメインパーソナリティを務めた番組に解説として出演されていましたが、やはり大越さんは解説じゃ物足りないですね。ニュースウォッチ9時代には時の政権に批判的なコメントを物怖じせずに繰り返すNHKのキャスターらしからね魅力があり、この本の内容でもある当時のNHKのWebサイトのコラムを読むと、改めて、随分と思いきったことを発言されていたんだなぁ~と関心してしまいます。是非また表舞台に出て来てほしいですね♪2017/07/24

佐島楓

17
NHK総合テレビの午後九時からのニュースの顔、大越さん。震災報道の裏での大変さ、記者時代の苦労などが書かれています。常にフェアな観点で伝えねばいけないジレンマなどあるでしょうが、あの一番混乱した時期を乗り切ってこられたのですから、今後も変わらず謙虚に頑張っていただきたいです。安定感があるおしゃべりが好ましく思えるので。2012/04/23

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