出版社内容情報
かつて地球に君臨したティラノサウルスの身体能力、生態などを最新の研究成果をもとに徹底解剖。ティラノを知れば、恐竜がわかる。
ティラノサウルスはおよそ7200万年前から6600万年前の白亜紀末期に生きていた、史上最強の肉食恐竜です。全長はおよそ12メートル、体重は約6トン、噛む力はワニの9倍!
いつどこに生きていたのかに始まり、圧倒的な肉食性能、身体能力から、生態、進化の過程まで、最新の研究を踏まえて、ティラノサウルスを徹底解剖します。夏は恐竜の季節。王者を知れば、恐竜がわかります。恐竜とはどんな生き物だったのか?、恐竜が生きていた地球はどんな環境だったのか? 古生物学とはどんな学問なのか? といったことが自然に学べる、絶好の恐竜入門です。(以下は目次の抜粋です)
第1章 世界で最も愛されている恐竜
いつどこにいたのか? 圧倒的な肉食性能 アロサウルスとのちがい
第2章 ティラノサウルスはどのように描かれてきたか?
ドラえもんに登場したティラノサウルス 26年でどう変わったか? 「ジュラシック・パーク」シリーズの衝撃
第3章 覇者の身体能力
CTスキャンで頭蓋骨を解析 獲物を探す圧倒的な嗅覚 俊足か鈍足か ティラノサウルス類の足跡 体温は何℃だったのか? あごの凄まじい破壊力 糞からわかった食生活
第4章 覇者の生態
ティラノサウルスのいた森 生存率からうかがえるその一生 小さい前脚の使い方 血管の発見 ハンターか腐肉食専門か? 共食いの痕跡 群れをつくっていたのか?
第5章 ティラノサウルス類の旅
祖先には羽毛が生えていた 世界のティラノサウルス類
内容説明
史上最強恐竜のすべて―最新研究を踏まえ、ティラノサウルスを徹底解剖する。全長12メートル、体重6トン、噛む力はワニの9倍!『ジュラシック・パーク』の見方が変わる!ここまでわかった7000万年前の物語。親子で愉しむ恐竜読本。イラスト・図版多数。
目次
第1章 世界で最も愛されている恐竜(名前の由来;いつどこにいたのか? ほか)
第2章 ティラノサウルスはどのように描かれてきたか(ドラえもんに登場したティラノサウルス;26年でどう変わったか? ほか)
第3章 覇者の身体能力(CTスキャンで頭蓋骨を解析;獲物を探す圧倒的な嗅覚 ほか)
第4章 覇者の生態(ティラノサウルスがいた森;化石の傷跡は物語る ほか)
第5章 ティラノサウルス類の旅(祖先は小さな恐竜;祖先には羽毛が生えていた ほか)
著者等紹介
小林快次[コバヤシヨシツグ]
日本では数少ない恐竜化石を専門とする研究者。1971年、福井県生まれ。ワイオミング大学地質学地球物理学科卒業。サザンメソジスト大学地球科学科で博士号を取得。現在、北海道大学総合博物館准教授、大阪大学総合学術博物館招聘准教授
土屋健[ツチヤケン]
サイエンスライター。2003年、金沢大学大学院自然科学研究科博士前期課程修了。専門は地質学、古生物学。2003年、ニュートンプレス編集部に入社。2011年に退社し、2012年オフィスジオパレオントを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
Homo Rudolfensis
阿呆った(旧・ことうら)
うめ
まっ黒大魔王