出版社内容情報
理性的な若者をテロリストに変貌させる技術は、国家レベルで長く研究されてきた。アマゾンで部門1位のロングセラー、待望の新書化。
「本書は21世紀の必読書である。」――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦!
問題は、カルト宗教やテロ集団だけではない。自己愛と孤独の現代、マインド・コントロールの罠に落ちる人は、ますます増えるだろう。
古くから暗示や催眠術として存在したマインド・コントロール。その後、心理療法として発展し、ソ連やアメリカにおいては、行動を直接コントロールする「洗脳」技術が国家レベルで研究された。現代ではあらゆる組織、家庭の中ですら、技術の応用が見られる。
心の崩壊と戦う現役の精神科医が、マインド・コントロールする側の特性、されやすい人のタイプ、その歴史、原理と応用など、「騙されたと気付かれずに騙す技術」のすべてを解説する。
2012年に刊行され、各界で話題になったロングセラー、待望の新書化!
第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第二章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第三章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第四章 無意識を操作する技術
第五章 マインド・コントロールと行動心理学
第六章 マインド・コントロールの原理と応用
第七章 マインド・コントロールを解く技術
内容説明
かつて、国家レベルで研究された「心を操る技術」。今やカルト、ブラック企業だけでなく、あらゆる組織や家庭の中にすら技術の援用が見られる。自己愛と孤立の現代、その罠に落ちる人は増えるだろう。心の崩壊と戦う精神科医からの提言の書。
目次
第1章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第2章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第3章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第4章 無意識を操作する技術
第5章 マインド・コントロールと行動心理学
第6章 マインド・コントロールの原理と応用
第7章 マインド・コントロールを解く技術
著者等紹介
岡田尊司[オカダタカシ]
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒、同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。京都医療少年院勤務、山形大学客員教授を経て、現在岡田クリニック主宰、大阪心理教育センター顧問。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mitei
えちぜんや よーた
マエダ
樋口佳之
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