文春新書<br> マインド・コントロール (増補改訂版)

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文春新書
マインド・コントロール (増補改訂版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 287p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166610747
  • NDC分類 145
  • Cコード C0295

出版社内容情報

理性的な若者をテロリストに変貌させる技術は、国家レベルで長く研究されてきた。アマゾンで部門1位のロングセラー、待望の新書化。

「本書は21世紀の必読書である。」――佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦!

問題は、カルト宗教やテロ集団だけではない。自己愛と孤独の現代、マインド・コントロールの罠に落ちる人は、ますます増えるだろう。

古くから暗示や催眠術として存在したマインド・コントロール。その後、心理療法として発展し、ソ連やアメリカにおいては、行動を直接コントロールする「洗脳」技術が国家レベルで研究された。現代ではあらゆる組織、家庭の中ですら、技術の応用が見られる。
心の崩壊と戦う現役の精神科医が、マインド・コントロールする側の特性、されやすい人のタイプ、その歴史、原理と応用など、「騙されたと気付かれずに騙す技術」のすべてを解説する。
2012年に刊行され、各界で話題になったロングセラー、待望の新書化!

第一章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第二章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第三章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第四章 無意識を操作する技術
第五章 マインド・コントロールと行動心理学
第六章 マインド・コントロールの原理と応用
第七章 マインド・コントロールを解く技術

内容説明

かつて、国家レベルで研究された「心を操る技術」。今やカルト、ブラック企業だけでなく、あらゆる組織や家庭の中にすら技術の援用が見られる。自己愛と孤立の現代、その罠に落ちる人は増えるだろう。心の崩壊と戦う精神科医からの提言の書。

目次

第1章 なぜ彼らはテロリストになったのか
第2章 マインド・コントロールは、なぜ可能なのか
第3章 なぜ、あなたは騙されやすいのか
第4章 無意識を操作する技術
第5章 マインド・コントロールと行動心理学
第6章 マインド・コントロールの原理と応用
第7章 マインド・コントロールを解く技術

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年香川県生まれ。精神科医、作家。東京大学文学部哲学科中退、京都大学医学部卒、同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。京都医療少年院勤務、山形大学客員教授を経て、現在岡田クリニック主宰、大阪心理教育センター顧問。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

304
人の心を操るって怖い話だなと思った。でも誰にでも依存心はあるし、中々自分は何者にも騙されていないというのは現実問題難しいなぁ。2016/06/14

えちぜんや よーた

94
本を開くとそこら中に「テロ」とか「カルト」とか、おどろおどろしい単語が登場する。でも本当に怖い単語は、時々出る「学校」とか「会社」。同じ釜の飯も食いすぎたら、視野狭窄がおこり思考停止が発生する。先日読んだホリエ本で、今の日本の風潮として「思い込み」が強すぎると書かれていたが、その論調と重なる。かくいう自分もかつて「いい学校を出ていい会社に入る」という思い込みが強すぎた。しかしそれが全くの幻であったことに気付いたときの代償は、10年以上経っても払い切れていない。まったくもって怖い本だ。2016/12/24

マエダ

75
マインドコントロールには他人を操作するというネガティブな側面がある一方で、自分の心理状態をコントロールすることで能力を発揮したり、より高いパフォーマンスを実現したりする効用の部分もある。この二つにポイントをおいている本書、自爆テロリストの章は良かった。2018/02/16

樋口佳之

61
膨大な情報と孤立というバランスの悪さを抱えた現代人は、主体的に選択してアクセスしているはずが、いつのまにかそこに依存し、そこからの情報によって、知らないうちに思考や行動を左右されるということが、日常的な光景になろうとしている。/最近はオウムならまだしも、原理研の話とか20代30代の方さっぱりらしい。不安だな。/スリラーSF読んでいるかと思うような部分もあり怖い話。レベルとベクトルに違いはあっても、マインドは結構簡単にコントロールされてしまうものなの理解しました。2021/09/30

SOHSA

57
《購入本》日本ではオウム真理教事件を契機に一躍取り上げられることとなった「マインドコントロール」という語句は、実は私たちが理解していた以上に幅広く奥深い言葉だった。そしてそのメカニズムは普段のこの社会の中に潜在していた。それは単に一方的に行われるのではなく、送り手と受け手の双方がお互いに向かい合うベクトルの中で完成していくという読み解きは、この問題の容易ならぬ根の深さを示している。人間が社会的な生き物である以上、決してなくならない問題なのかもしれない。2017/02/14

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