文春新書<br> 日本のすごい食材

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文春新書
日本のすごい食材

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166611461
  • NDC分類 588.04
  • Cコード C0295

出版社内容情報

こんなうまいものがあったのか!? 日本列島の知られざる食材を求めて生産者を訪ねたルポルタージュ。読んで食べればうまさ百倍。

内容説明

こんなうまいものがあったのか!?最新技術を用いた養殖、伝統的な発酵食品、町おこしの地域食材…日本列島の知られざる食材を求めて生産者を訪ねたルポルタージュ。

目次

第1章 最新技術がすごい!(とちおとめを超える新しいイチゴ(栃木県)
栗の革命児「ぽろたん」(熊本県) ほか)
第2章 自然がすごい!(ハチミツの奥深い甘み(岡山県・岩手県)
抗菌・抗酸化・誤嚥防止にショウガ(高知県) ほか)
第3章 ブランドがすごい!(からっぽになった海から甦ったカキ(宮城県)
群を抜く糖度を誇る安納いも(鹿児島県) ほか)
第4章 伝統がすごい!(毒抜きの技でふぐ卵巣のぬか漬け、かす漬け(石川県)
くさやの臭さの謎に迫る(東京都) ほか)

著者等紹介

河〓貴一[カワサキタカカズ]
鳥取県生まれ。情報誌、女性週刊誌、「週刊文春」などの記者を経てフリーランスライターとして活動。インターネット、科学、医学、歴史、食のルポルタージュを多く執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

24
スマは食べてみたい。渋皮が向けるクリの品種改良に60年もかかったのは長い。しかし中々画期的。養殖の無毒なフグも紹介してくれたらうれしかった。もっと野菜も紹介してほしい。2018/03/26

ジコボー

13
注意深くみれば必ず見つかるスゴいもの! そこにあるのに、見えない。心理的盲点が働いて見つけられないものはたくさんあります。 日本には素晴らしい食材がたっぷり!その土地の環境やそこに生きる人々の努力が知恵、歴史、ストーリーが必ずそこにはあります。 ぽろたん(栗)、スマ、寒天、ブラッドオレンジなどなど。 個人的に注目したいの北海道の真冬に実るマンゴー。「これだけ寒かったら出来る!」の逆説的な考え、そして土地などを貸し出した方の「ふつうじゃないから貸してやる」。男粋を感じました!普通じゃない!私も見習いたい!2020/02/08

才谷

4
知らなかったこと色々。温泉の熱で作られる北海道のマンゴー。焼魚に添えられている「はじかみ(芽生姜)」は「古事記」にも登場する昔からの呼び方らしい(端っこしか噛まないからはじかみだと思ってたw)。疑問が一つあったが人工授精したノドグロはメスが1~2%しかいないとあるが、それを放流続けたら絶滅するのでは?と思ったが漁獲されるのはオスメス同じ数だというし、魚によっては性転換する種類もあるしそれと同じなのだろうか。2018/02/03

ねこになりたい

3
キャビアとかマンゴーとか海外産のイメージがあったので国内で作られてることにまず驚き。あとメンマって竹なんだ、知らなかった…。無知。 著者が元週刊誌の記者だからか、文章も読み込みやすくてわかりやすく、面白かった。ブラッドオレンジのジュース飲みたい。2019/12/01

うたまる

2
まだ一般的ではないけど、今後が期待できそうな日本の21種の有望食材についてのルポ。紹介方法は多様で、味だけでなく技術や調理、果ては歴史にまで及びグイグイと推してくる。私見では、そうね、食べたいのは漁師がマグロより旨いというスマガツオ、感銘を受けたのは素晴らしい経営理念を掲げる伊那食品工業の寒天、成功して欲しいのは放置竹林問題の処方箋ともなる国産メンマ、そして歴史に打ちのめされたのは元兵士が持ち込んだという安納芋。1次産業は自由貿易下ではどうしても不利になっちゃうけど、ぜひ頑張ってほしい。食べて応援するよ。2018/05/16

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