内容説明
内閣調査室は本当に日本を親米反共国家にするための謀略機関だったのか―創設から七十年近くたった今日でも、なお闇に包まれた戦後史最後の謎を解き明かす第一級の史料!内調の創設メンバーの一人が残した詳細な記録と手記をここに公表する。
目次
第1部 回想編1(内調発足;進歩的文化人攻撃;“腹巻事件”;緒方竹虎の風圧;藤原弘達との二十五年;日教組対策)
第2部 記録編(CIA研修;中国核実験後の若泉報告;核武装研究「カナマロ会」;各界トップの審議員会議;木村官房長官と学者;政策科学研究会(PSR)
委託研究を担った人々
京都出張)
第3部 回想編2(委託費を受けなかった人々;一宿一飯組;ミスターXの退官)
著者等紹介
志垣民郎[シガキミンロウ]
1922(大正11)年、東京生まれ。旧制東京高等学校、東京帝国大学法学部卒。43年の学徒出陣に召集され、中国戦線に従軍。復員後、文部省などを経て、52年から内閣総理大臣官房調査室勤務。第5部、第3部、第1部主幹を歴任。78年に退官後は、社団法人国民出版協会会長、千代田管財株式会社(現ALSOK保険サービス株式会社)社長・会長を務めた
岸俊光[キシトシミツ]
1961年、愛媛県生まれ。全国紙記者。学芸部の論壇記者や論説委員を務める。NPO法人インテリジェンス研究所特別研究員。日本の非核政策研究により早稲田大学で博士号(学術)を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
yamatoshiuruhashi
サトシ@朝練ファイト
チェアー
月をみるもの