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内容説明
世界をグローバル化するメディア。キットラー、シュナイダー、スローターダイク、シュトラウス―現代ドイツのメディア論者が、フランクフルト学派の批判理論を撃ち、コミュニケーションの公共圏を突破する。知の最前線に立つメディア論を興味深く紹介しながら、現代のアクチュアルな諸領域に踏み込む。メディア論にかんする国内外の代表的な文献を収め、コンパクトな入門書としても最良。
目次
序章 メディア論―現代ドイツにおける知のパラダイム・シフト
第1章 言語論的転回からメディア論的転回へ
第2章 パウロからパンクまで―マンフレート・シュナイダーのメディア理論とディスクール理論
第3章 「スローターダイク論争」とドイツのポスト・モダン
第4章 批判理論とメディア理論のはざまで―ボートー・シュトラウスの演劇におけるメディア環境のディスクール
終章 メディア理論家の略歴と読書案内
著者等紹介
寄川条路[ヨリカワジョウジ]
1961年、福岡県生まれ。ドイツ・ボーフム大学大学院修了、文学博士。現在、愛知大学教員。おもな作品にHegels Weg zum System,Frankfurt:Lang(1996.(和辻賞))など
大塚直[オオツカスナオ]
1971年、広島県生まれ。慶應義塾大学大学院修了後、ドイツ・コンスタンツ大学に留学。現在は学習院大学等非常勤講師。専門はドイツ文学・演劇学。論文に、「若きボートー・シュトラウスと来たるべき演劇のプログラム」(2002年、ドイツ語学文学振興会奨励賞)など
川島建太郎[カワシマケンタロウ]
1972年、神奈川県生まれ。慶應義塾大学大学院修了後、ドイツ・ボーフム大学に留学。現在は慶應義塾大学等非常勤講師。専門はドイツ文学・メディア論
仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年、広島県生まれ。東京大学大学院修了、博士(学術)。現在は金沢大学教授。専門は社会思想史・社会哲学
縄田雄二[ナワタユウジ]
1964年、東京都生まれ。東京大学大学院修了、博士(文学)。現在は中央大学助教授。専門はドイツ文学・メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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