内容説明
教育問題の「いま」と「これから」を考えるための重要論文を精選した知のアンソロジー。
目次
第1部 日本の教師(教師の仕事と教師文化に関するエスノグラフィ的研究;日本の教師文化の特徴;教師は何を期待されてきたか;教育改革は本当に必要だったのか)
第2部 教師の養成と成長、その変化(教師のライフヒストリー;「大学における教員養成」を考える;なぜ、いま教員免許更新制度なのか;東京都教員人事考課制度に関する一考察)
第3部 教師の組織・集団とその変化(教師間コミュニケーションに関する実証的研究;協働の同僚性としての“チーム”;日本の教師;「開かれた学校」づくりの諸施策に対する教員の意識に関する研究)
第4部 教師の勤務条件とその変化(東京教員生活史研究;教師の勤務条件と人事;ジェンダーでみる日教組30年;教員人事における都道府県教育委員会の機能とその規定要因)
第5部 教師・教員に期待されるもの(問われる教育の公共性と教師の役割;「制度改革」のなかの教師;教師の省察と見識;教師専門職化の再検討)
著者等紹介
油布佐和子[ユフサワコ]
1953年、大分県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、福岡教育大学講師、助教授、教授を経て、早稲田大学大学院教職研究科教授。放送大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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