イラスト解説 ティール組織―新しい働き方のスタイル

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784297102579
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0034

目次

0 イントロダクション―この本はいわゆるマネジメントの本ではありません
1 私たちは、マネジメントについて新しいパラダイムを創り出すことができるでしょうか?(今日の組織はどこかが壊れている)
2 それでは、この新しいティール組織はどのようにしたらうまく働くのでしょうか?(新しいものの意味を理解するために、ある物語から始めましょう;ブレークスルー(セルフマネジメント;「全体性」を取り戻すための闘い;常に進化する目的))
3 どうやったら新しい組織の世界にたどり着けるのでしょうか?(ティール組織を作るための条件;「CEO」の役割)

著者等紹介

ラルー,フレデリック[ラルー,フレデリック] [Laloux,Frederic]
何年にもわたり、マッキンゼーで働き、「ティール組織」やそれに関するプロジェクトに取り組み始めるまでは、自身がコーチやファシリテーターとして実践していた。現在は、妻と2人の子どもたちと暮らす

アペール,エティエンヌ[アペール,エティエンヌ] [Appert,Et´ienne]
15年間、経営コンサルタント、マネージャー、オレンジ色の企業でのマネージャーのまとめ役として働いていた。2010年からスケッチ、絵、イラストを描くようになり、グラフィックノベルを出版している

中埜博[ナカノヒロシ]
1978年カリフォルニア大学・バークレー校設計学部大学院卒業。帰国後、環境構造センター(C.E.S:クリストファー・アレグザンダー主宰)の在日代表として盈進学園プロジェクトに参画。合同会社CEST代表。早稲田大学芸術学校講師等を務めた後(2011年~)、国土交通省派遣で岩手県大船渡市復興企画に参画中

遠藤政樹[エンドウマサキ]
1989年東京理科大学大学院修了。現在、千葉工業大学教授。建築家。代表作に「ナチュラル」シリーズの建築作品。パリ・ポンピドゥーセンターにドローイングと模型が、パーマネントコレクション。第16回吉岡賞、第15回度日本建築家協会新人賞、グッドデザイン賞など多数受賞

羽生田栄一[ハニュウダエイイチ]
1984年東京工業大学理学部情報科学科卒業。株式会社豆蔵創業者・現取締役CTO、技術士(情報工学)、IPA非常勤研究員(アジャイルWG主査)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

24
最新の進化型組織である「ティール組織」に関してイラストを交えて解説されたティール本。本書では会社の発展段階を色で示し、レッド(衝動型)・アンバー(順応型)・オレンジ(順応型)・グリーン(多元型)の先にある組織ティール(青緑)組織を提唱する。一言でいえば従業員を信じて会社を運営する組織論。600ページ超の「ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」と比べて読みやすいが、やはり敷居は高い、そろそろマンガ版で出ないかな。2018/12/01

小木ハム

17
従来の会社がトップダウンのピラミッド型ならティール組織はフラットで柔軟なアメーバ型かな。沢山のイラストのお陰で体系がよくわかりました。ちょっと良い事書かれすぎなので実際はこんなに上手くいかないだろと穿ってしまいますが、崇高な目的を持ち、全て自己管理で、何でも″自分事″と受け止める同僚たちと、競争のない仕事ができたなら、きっと楽しいだろうなあ。ビジョナリーカンパニーでも言われてたけど結局『誰をバスに乗せるか』が大事で、言われた事だけやって会社にぶら下がる社員を量産するのは双方にとって危険な状態。2019/03/07

re;

15
発表されてから4年が経った今、この単語を聞くことはあまりない。ティール組織は、オレンジ社会にはなかなか馴染まない概念だ。KGIやKPIがないと何をモチベーションにすればいいのかわからない人が量産されやすい社会だし。信頼を平気で裏切る人たちが蔓延しているし。よほど成熟した社会でしか成立しないのかなぁ。と思ってしまう。ただありがたいことに転職した今の職場はティールとオレンジのハイブリッドみたいな会社。私はここで何ができるだろう。って前向きに取り組める会社に出会えたことは僥倖だ。2022/09/29

すくすく

11
名前は聞いたことがあったが、初読のためイラスト版をチョイス。マネジメントの常識を変えた本だと言う。メンバー個人が自ら考え、進められる組織にブレークスルーすることで、より組織が活性化する。社会人になってからいろいろな組織を見てきたが、自立した組織の時の方が成果も良かったりするものだ。感覚的にも同意できる。分厚い方の本編を読んだ方がより実践的に身につきそう2023/05/16

kumokumot

8
より人間的に自然な組織への進化。進化と言いつつ、むしろ一番シンプルな姿に回帰しているのかもしれない。改めて身の周りの組織を眺めると、階層や管理を前提に設計されているものばかり(ティール組織では組織を「設計」するという言葉自体もなじまないのだろう)。アジャイルの文脈やパタン・ランゲージとも関連していてソフトウェア業界の人はより興味深く読めると思う。個人的には読んでいて何故かやる気が出た。2021/11/06

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