内容説明
いまアジアの都市が面白い。活気に満ち大胆にその姿を変えている。欧米に習うだけでない、独自の都市文化を開花させようとしている。都市のポテンシャルを如何にして上げるのか。変貌するアジアの諸都市の現況を紹介する。
目次
北京
上海
深〓（せん）
香港
台北
バンコク
クアラルンプール
ソウル
シンガポール
著者等紹介
樋口正一郎［ヒグチショウイチロウ］
造形作家、都市景観研究家、パブリックアート研究者。１９４４年生まれ。６８年東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。６８年から７０年まで、東京大学都市工学科大谷研究室研究生。６９年５月第９回現代日本美術展コンクール大賞受賞。７０年渡米、デービッド・スペクター・アーキテクト・オフィス勤務。約４０年間に亘り、アメリカ、ヨーロッパ、アジアにおけるパブリックアートや建築、都市景観の最新動向の写真撮影と情報収集を行い、雑誌、新聞などで紹介し、日本の都市環境を世界に対抗できるものにしたいとの思いで動いている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビリー
1
ごった煮になるか洗練されるかという岐路に立っているアジア諸国の都市デザイン。浅くではあるが良い感じでまとめてくれている。今年の2月に出版。僕は去年末にバンコクとシンガポール、今年はクアラルンプールに行ってきた所なのでタイミングとしてはかなり良い。残念ながらカラー写真は少なめなので、気になったものはネットで調べつつ読むのがおすすめ。今は今として楽しみつつ、10年20年後も資料として面白いんじゃないだろうか。欲を言えば、インドとベトナムも入れてほしかった。2013/06/26
