昭和前期の科学思想史

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昭和前期の科学思想史

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  • サイズ A5判/ページ数 420,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326102105
  • NDC分類 402.1
  • Cコード C3010

内容説明

1920年代から1960年代初頭頃までの物理学史、化学史、人類学史、薬理学史、哲学的な生命論をカバーする。また冒頭には、読書案内的な通史を載せる。読者は、「歴史を語る」、「その歴史の歴史を語る」、という二重の構図の中に知らないうちに身を置いた自分を発見し、それがそのまま、“歴史的認識”なるものがもつ複雑な存在位相の一端に触れる経験になる。

目次

序章 “科学思想史”の来歴と肖像
第1章 原子核・素粒子物理学と競争的科学観の帰趨
第2章 眞島利行と日本の有機化学研究伝統の形成
第3章 日本人起源論と皇国史観―科学と神話のあいだ
第4章 日本漢方医学における自画像の形成と展開―「昭和」漢方と科学の関係
第5章 生物学と歴史哲学―京都学派における“生物学の哲学”

著者等紹介

金森修[カナモリオサム]
1954年北海道出身。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(哲学・パリ第一大学)。筑波大学講師、東京水産大学助教授などを経て、東京大学大学院教育学研究科教授。専門、フランス哲学、科学思想史、生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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