出版社内容情報
だれからも嫌われる〈官僚主義〉はどこから来るのか？ その解決策はどこにあるのか？ この問題に正面から挑み、すぐれた洞察を生み出した古典的名著をついに完訳！ わずらわしいレッド・テープ（繁文縟礼）の原因は私たちにあり、官僚バッシングは不毛である。官僚制の病理を直す万能薬など存在しないのだ。
内容説明
だれからも嫌われる「官僚主義」はどこから来るのか？その解決策はどこにあるのか？この問題に正面から挑み、すぐれた洞察を生み出した古典的名著をついに完訳！わずらわしいレッド・テープの原因は私たちにあり、官僚制の病理を直す万能薬など存在しないことを訴える。
目次
第１章 嫌悪の対象（あまりに多い規制要件；「ポイント外れ」の規制要件；沼地；スケープゴート）
第２章 私たち自身が作ったもの（思いやりがいかにレッド・テープを産み出すか；代表性とその帰結；多様性、不信、民主主義）
第３章 糸巻きを回し直して（不毛な一般的治癒策の探求；症状の治療；死、走性、そしてレッド・テープ）
著者等紹介
カウフマン，ハーバート［カウフマン，ハーバート］ ［Ｋａｕｆｍａｎ，Ｈｅｒｂｅｒｔ］
１９２２年生まれ。コロンビア大学大学院を修了。イェール大学政治学部教授、ブルッキングス研究所上席研究員などを務めた。専門は行政学
今村都南雄［イマムラツナオ］
１９４１年生まれ。国際基督教大学大学院行政学研究科修士課程を修了。中央大学法学部教授、山梨学院大学法学部教授などを務めた。日本行政学会理事長（２００２‐０４年）等を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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