新興アジアの貧困削減と制度―行動経済学的視点を据えて

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新興アジアの貧困削減と制度―行動経済学的視点を据えて

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  • サイズ A5判/ページ数 305p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326503933
  • NDC分類 333.8
  • Cコード C3033

内容説明

アジア諸国の最重要課題である「所得格差の拡大を抑制し貧困削減を実現」するためには何が必要か。新時代の貧困削減政策を行動経済学の視点を取り入れて考える。

目次

第1部 インフォーマルな農村制度と市場(中部ジャワにおける分益小作制度の存立要因:フィールド実験による検証;カンボジア農村における家計のリスク対応:社会的ネットワークと仕送りの保険機能に着目して;借入行動とカースト制度、リスク対応、および、時間割引率:西ベンガル州における調査結果より ほか)
第2部 フォーマルな農村制度と農村発展(中国における村ぐるみ郷村観光経営体の構造と役割;インドにおけるマイクロファイナンス:高度経済成長下のその実態、役割、および限界;カンボジアにおける小口健康保健と健康との相互関係:リスク選好と時間選好を考慮に入れて ほか)
第3部 経済成長と貧困削減:カンボジアにおける出稼ぎ労働(カンボジア農村における社会関係資本と出稼ぎ意思:家族支援と友人支援の効果)
新興アジアの農村発展に向けて

著者等紹介

福井清一[フクイセイイチ]
京都大学・大学院農学研究科教授。博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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