内容説明
人類のるつぼアメリカは、差別と貧困の国でもある。いまだ差別されるブラック、ヒスパニック、チャイニーズ、ジャパニーズ、コリアン、そして貧困にあえぐホワイトは、どんな状況に置かれているのか?また、彼らは黒人初の大統領バラク・オバマをどう見たのか?アメリカ在住12年半、2人のアメリカ国籍の子どもを持つジャーナリストが、ネヴァダ、ペンシルバニア、カリフォルニア、フロリダ、ミシガン、ルイジアナ、ニュージャージーなどを回り、“弱者”が置かれた現実を拾い上げた。米大統領選との同時進行ドキュメント。
目次
マイノリティー初のアメリカ合衆国大統領誕生
ヒスパニックの選択
地べたのレッドネック
アメリカ最初の首都で
いわく付きのフロリダ
日系退役軍人たち
コリアン・アメリカン
暴動の街、絶望の街、モーターシティ・デトロイト
ハリケーン、カトリーナから3年―ニューオーリンズ1
マーティン・ルーサー・キングの再来―ニューオーリンズ2
勝利に近付くオバマ
日本で知られたハワイアンの心境
あるユダヤ人の望み
投票直前
CHANGE
著者等紹介
林壮一[ハヤシソウイチ]
1969年埼玉県生まれ。東京経済大学卒。週刊誌の記者を経て、ノンフィクションライターに。’96年、渡米。ネヴァダ州立大学リノ校ジャーナリズム学部プリントメディア学科で10科目を履修(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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