光文社新書<br> パリの美術館で美を学ぶ―ルーブルから南仏まで

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光文社新書
パリの美術館で美を学ぶ―ルーブルから南仏まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334038373
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0271

内容説明

本書は、パリの美術館ガイドであると同時に、美を知るためのガイドでもある。1区から16区までかたつむりの渦のような形になっているパリの街。その順番に沿った地理的な構成で、ルーブルから美をめぐる旅をはじめよう。パリのかたつむりのような渦巻は、やがて郊外へ飛び出し、ジヴェルニーやヴィリエ・ル・パークルなどの村にある画家のアトリエを訪ねる。さらに渦は大きくなり、南仏のニースやマルセイユにある美術館にも話は及んでいく。その渦の先には、何があるのか。パリの美術館から、どんな美がみえてくるのだろうか―。

目次

第1章 西洋美術の入門
第2章 20世紀アートへ
第3章 パリには中世の美術もある
第4章 やはり、フランス近代絵画
第5章 美のある暮らし
第6章 さらに、こんな美術館も
第7章 パリの郊外へ
第8章 南フランスへ
第9章 パリへ帰る

著者等紹介

布施英利[フセヒデト]
批評家。1960年群馬県生まれ。東京藝術大学美術学部卒業。同大学院美術研究科博士課程修了。学術博士。東京大学医学部助手(解剖学)等を経て、現在に至る。芸術と科学の交差する、美術の理論を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すみの

25
パリにある数々のミュゼ(美術館)ガイドブック。かたつむりの渦の形状に似たパリの街。1区のルーヴル美術館を起点として、オランジュリー、ピカソ、ポンピドゥー・センター、ノートルダム大聖堂、クリュニー、ケ・ブランリー、オルセー・・・そして渦の先はパリ郊外へと。西洋美術から東洋、古代から近代までの様々なミュゼや美の紹介とともに著者の怖い経験談も。日本にいるとついつい・・・な気持ちを引き締め、いつか本物を観たい!2015/05/08

とびを

13
パリに行く予習。2015/10/20

しゅしゅ

9
フランス、パリ市内にある美術館を中心に写真と絵で紹介してくれるだけではなく、筆者の美術論もなかなか興味深いものが多く楽しめた。後半、財布とカメラをすられてから写真が一切なくなったのは残念だったが、モナリザ盗難の真相など、ルーブルから南仏の美術を通して、充実した時間を過ごせて満足。芸術の秋がやってきましたなぁ。2015/09/13

ハチ

7
パリ界隈の美術館ガイドとしてはポップでうんちくもあり良いが、「学ぶ」には甘すぎる。持論や類推が多くて紙面の関係もあるだろうが、学術的ではない。しかし、パリに旅行に行く際の案内書なら大局観が養えおすすめ。2018/09/13

どうしよう

6
飛行機の中でくらい、旅行気分を味わいたいなと思って(^o^)ルーブル、オルセーあたりの有名どころから、隠れた名美術館まで辿れるので楽しい。郊外に足を伸ばしていても、やはり中心はパリ、パリには何となくそういう懐の深さを感じる。読んでいると「美術館」とは何ぞやという不思議な気持ちにもなってくる。切り取り方、見せ方。前半は筆者の主張も薄めで淡々と読めて良かった。後半の衝撃はかなりびびったけど、コントラスト的にはアリなのかもね。2018/02/08

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