行政法研究双書
違法是正と判決効―行政訴訟の機能と構造

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  • サイズ A5判/ページ数 356,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335312137
  • NDC分類 323.96
  • Cコード C3332

内容説明

形成訴訟から違法是正訴訟へと捉えなおす視点を析出。取消判決後の行政過程における判決効の機能に着目し、2004年行訴法改正後の多様化した抗告訴訟について、現在の行政訴訟の機能と構造を鮮やかに描いた、注目の論文集。

目次

序章 行政処分のくり返しとやり直し
第1章 既判力の機能―反復禁止効の構成(反復禁止効の理論構成;反復禁止と既判力―取消判決における違法性の確定;反復禁止と訴訟物―二分肢的訴訟物概念)
第2章 形成力の限界―裁判と行政の役割分担(一九九五年改革の背景と射程;審理判断の客観的範囲;行政裁判官の判決権限の伸張)
第3章 拘束力の意義―行政過程への差戻し(取消訴訟と差戻し;義務付け訴訟と差戻し;判決の拘束力の意義)
終章 形成訴訟から違法是正訴訟へ

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