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内容説明
独学で債権総論が理解できるよう基礎的知識を丁寧に解説。ケース・スタディで法的思考力が自然に身につく。法科大学院での講義内容を伝える「ロースクールへの招待」を創設。法的論争の解決方法には多様な考え方があることを明示。図表・チャートの使用による重要点の整理。用語説明、判例要旨、考え方のポイントなど役立つ情報を満載。実例に近い演習問題とその解答指針を付け、新司法試験対策も万全。
目次
債権の意義と性質―物権との異同
債権の目的―不能論
種類債権の特定等
債務と責任、自然債務
現実的履行の強制
債務不履行の要件・効果と構造―不完全履行・積極的債権侵害論
損害賠償の効果―損害賠償の範囲・算定の基準時
保護義務・安全配慮義務
受領遅滞
請求権競合
債権者代位権
詐害行為取消権
弁済と提供
第三者の弁済、弁済と代位
債権者以外の者に対する弁済
相殺の担保的機能
その他の債権の消滅原因
多数当事者の債権・債務関係
連帯債務
保証債務
特殊な保証
債権の譲渡性とその制限、将来債権の譲渡等
債権譲渡と対抗
債権譲渡と異議なき承諾
債権引受けと契約引受け
ロースクールへの招待（安全配慮義務；詐害行為取消権）
著者等紹介
本田純一［ホンダジュンイチ］
１９４９年、東京に生まれる。１９７６年に一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、中央大学大学院法務研究科教授。専門は債権法。社会に役立つ有能な法曹をできるだけ多く育てていきたいと考えている。現在、民法改正を意識しながら、ドイツ債権法の現代化を研究中
小野秀誠［オノシュウセイ］
１９５４年生まれ。１９７６年一橋大学法学部を卒業、現在、一橋大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
