幻冬舎新書<br> 人を呼ぶ法則

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幻冬舎新書
人を呼ぶ法則

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344982802
  • NDC分類 674.5
  • Cコード C0295

内容説明

「客」を呼ぶ時代はもう終わった。今こそ「人」を呼ばねばならない。需要が多様化し、画一的な手法が通用しなくなった今、「働く人」「住む人」「稼ぐ人」「費う人」など、あらゆる現場で「人を呼ぶ技術」が必要とされている。「非日常性」「その場所にしかない魅力」「聖なる一回性」など正しいポイントを押さえれば、人を集めることは必ず成功する。日本発展の象徴・日本万博から上海万博まで大小さまざまなイベントを成功させた仕掛け人が、自身の体験から導き出された「人を呼ぶ」全法側を大公開。

目次

第1章 イベントの効果(まず「人」を呼ぶ;今こそイベント;知価革命―その全貌を知ろう;「都会」が変わる!―今こそ「維新」)
第2章 私自身の経験と日本万国博覧会(日本は偉くない人が大事のできる国;コンセプトとは何か;イベントの成否を決するもの)
第3章 観光開発の思想と実行(沖縄の発展には観光しかない!;観光こそ知価創造産業だ)
第4章 頽廃と衰退―規格化されたイベント(コンセプトを傾視し、博覧会が多発した;仲間内の発想は創造を失わせる;日本の観光開発は、未だ成らず)
第5章 上海万国博覧会と「イベント学」(上海万国博覧会への二六年間;上海万国博覧会日本産業館の成功まで;イベント・プロデュースの科学)

著者等紹介

堺屋太一[サカイヤタイチ]
1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業後、通産省(現経済産業省)入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄観光開発やサンシャイン計画を推進した。在職中の75年作家デビュー。78年退官、執筆・講演、イベントプロデュースを活発に行う。予測小説の分野を拓き、経済、文明評論、歴史小説など幅広いジャンルに精通する。98年から2000年まで経済企画庁長官。現在、大阪府・市特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぇるけん

4
大阪万博を知らない世代なので、その当時の興奮を知ることができなかったのが残念ではあるが、「人を呼びこむ」ために何をすべきか、どのようなイノベーションがあったかを考える良いヒントになった。2012/11/19

mkt

1
「客」ではなく人を呼ぶ時代/イベントの本質①臨時的②非日常的③多人数対象④心理的肉体的刺激⑤情報伝達/広告によって、その商品を持つことに対する人々の満足度を増大すれば価値になる/イベントの成否①予定通り開催し、予想通りの賑わいをえる(実現基準)②安全に遂行され、大きな事故、故障がない(安全基準)③多くの参加者を集める。特に遠方、リピートが多い(人気基準)④黒字(経営基準)⑤後に語り継がれる技術や人材を残し、地域活性化に貢献(育成基準)/一目で分かり一言で伝える/ 20200923読了 246ページ 46分2020/09/23

しょーたん

1
★★☆☆☆2020/05/19

ハザマー

1
コンセプトのない博覧会、遊園地などは続かないこと が事例を元に紹介している一冊。 大阪万博の下りが多いが、一番初めに提案することの 凄さ力は素晴らしい。2013/11/28

Yuuto Sakuragi

1
物事を説くときに自らの思考、哲学を説く人は多いが、この著作はところどころにおいてその哲学を実践する過程を出してくれている。この本を手にとったきっかけはまさしく私自身が人を呼ぶためのイベントを企てんとしているからであり、自身の中にあった哲学が万博を始めとする様々なイベントを「著者基準の中の」成功へと導いた方との近似性を感じれた。親近感を感じながら読むことは逆に自分が失敗した原因を先例に当てはめて考えなおすきっかけを得る事も出来るわけだが、そこでイベント攻略のフローチャートが書かれているのはとても参考になる。2013/11/21

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