歴史言語学の方法―ギリシア語史とその周辺

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  • サイズ A5判/ページ数 490p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784385362786
  • NDC分類 891
  • Cコード C3080

内容説明

松本言語学の出発点、古くて新しい「歴史言語学」の手法が鮮やかに提示される!ギリシア語の歴史と方言、および、リュキア語・ミノア文字・エトルリア語などギリシア語前のエーゲ海域の諸言語について考察。この分野の古典的文献についての書評・紹介も含む。

目次

第1部 言語の体系とその変化(ギリシア語の「時称体系」;イオニア・アッティカ方言の母音体系)
第2部 方言の分岐とその系統(ギリシア方言史序説;アイオリス方言の性格とその系統;ホメロスの言語の方言的・年代的諸相;ギリシア語におけるsの消失をめぐる方言的考察)
第3部 ギリシア語前の言語層をめぐる諸問題(エーゲ海域におけるギリシア語前の言語層の問題;レートー神殿址出土の3言語併用碑文とリュキア語研究の現状;印欧アナトリア語派におけるリキュア語の位置;ミノア文字研究の現状;孤立無援の言語:エトルリア語)
第4部 書評と紹介(歴史言語学の原理と方法;エーゲ海域の言語史)

著者等紹介

松本克己[マツモトカツミ]
1929年長野県生まれ、東京大学文学部言語学科卒。金沢大学、筑波大学、静岡県立大学教授を経て現在、金沢大学、静岡県立大学名誉教授、元日本言語学会会長。専攻は、歴史・比較言語学、言語類型論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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