内容説明
「国家」にどこまでまかせればいいのか?公的年金、教育問題、都市計画など具体的な公共政策をとおして個人と国家のあり方を問う。
目次
社会主義の衰退と福祉国家の興隆
労働組合と雇用
社会保障
課税と再分配
貨幣制度
住宅と都市計画
農業と天然資源
教育と研究
なぜわたくしは保守主義者ではないのか
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんまに
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この本を読んだら、鳩山民主党に対するおいらのもやもやとした不安がはっきりしてきました。 まずは12ページ 福祉国家の目的の一部は、自由を害する方法によってのみ達成しうるものであるが、その目的すべてをそのような方法によって追求することもできるかも知れない。今日の主要な危険は、政府のある目的がひとたび正当なものとして受け入れられると、次には自由の原則に反する手段でさえ正当に利用しうると想定されることである。 とか 26ページの 組合の活動は必然的に至るところで労働の生産性を低下させ、そしてそのために2010/02/18