内容説明
「三枚起請」「紺屋高尾」「明烏」「付き馬」…表の“粋”と裏の“艶”。落語だから味わえる江戸の醍醐味。
目次
第1章 落語に登場する遊女たち(三枚起請―遊女の一日が見えてくる;紺屋高尾―吉原遊女のしくみ ほか)
第2章 遊女の仕事はどう描かれているか(茶汲み―磨き抜かれた接客技術;お直し―遊女商売のしくみ ほか)
第3章 吉原という遊び場とその住人(首ったけ―色里・吉原の構造;二階ぞめき―張見世の構造 ほか)
第4章 吉原へなびく男たち(木乃伊取り―吉原の魅力;蔵前駕篭―吉原への道中 ほか)
著者等紹介
渡辺憲司[ワタナベケンジ]
1944年、北海道函館市生まれ。立教大学文学部卒業。横浜市立商業高校(定時制)・武蔵中・高等学校・梅光女学院大学を経て、立教大学文学部教授。現在、同大学名誉教授、立教新座中学校高等学校校長。専門は江戸文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雨巫女。@新潮部
10
《私‐図書館》吉原のことがよくわかった。2012/01/09
ナンさん
1
目から鱗の吉原の由来と仕組みを落語を交えて語られる。2017/12/12
電気石
0
落語というだけあって、とても面白かった!2013/11/18
tohoho
0
江戸の文化を支えた二大悪所、芝居と遊郭。吉原にあこがれた落語の登場人物のユーモアは、まさに江戸の置き土産。江戸 吉原の一日が見えてくる。2012/03/04
OMO
0
面白さ:△ 興味:◎ 読みやすさ:△ 新鮮さ:〇 文学的云々:△2019/02/23