ドイツ観念論の形而上学―第2部門 講義(1919‐44)

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  • サイズ A5判/ページ数 204,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784423196496
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C3310

出版社内容情報

本書は、1941年のフライブルク講義その一(三学期)、および1941年フライブルクゼミナール(夏学期)を収録した記録である。本全集第42巻の1936年の講義を念頭においての「新たな解釈」、即ちシェリングの自由論をもってドイツ観念論の形而上学の頂極となす解釈が本卷においてなされる。

目次

歴史的思索の必然性
第1部 根拠と実存の研究に関する予備考察(「根拠」と「実存」の概念史的解明;シェリングによる根拠と実存の区別の起源;シェリングによる根拠と実存の区別の内的必然性;シェリングによる根拠と実存の区別の様々な把捉)
第2部 根拠と実存の「研究の解明の」核心部の解釈(神から出発する考察;事物から出発する考察;洞察)
解釈の復習と進行
補遺

著者等紹介

菅原潤[スガワラジュン]
1963年仙台市に生まれる。1986年東北大学大学文学部哲学科卒業。1998年同大学院文学研究科博士課程後期課程(実践哲学)修了。現在、長崎大学環境科学部教授

シュテンガー,ゲオルク[シュテンガー,ゲオルク][Stenger,Georg]
1957年生まれ。ヴュルツブルク大学哲学博士(Dr.phil.)。現在、ヴュルツブルク大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひろゆき

1
1941の講義録。シェリングのほかキルケゴールにかなりの触れる。キルケゴールは、ヘーゲルの普遍とともに個別を考えるやり方を、拒否。「とともに」考えることで、個別はとらえられないと考えたとの説明に納得。主著「有と時」(存在と時間)の限界やそれへの周囲の誤読などにもかなりのページを使っているので、興味深いところ。2012/04/12

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