出版社内容情報
地球史における気候変動、成層圏オゾン、人間活動による気候変化の影響等、地球環境を学ぶ上で必要な基礎知識を紹介した入門書。
内容説明
温暖化をはじめとする、地球環境問題を理解するための入門テキスト。テレビや新聞などで取り上げられる地球環境問題の背景にある科学を習得するために必要な５つのテーマを収録。
目次
１ 太陽・地球システム（太陽と放射エネルギー；電磁放射の特質；地球の大気）
２ 地球史における気候変動（地球史における気候変動；第１の事例研究「プレートテクトニクスと気候変動：大規模な氷河期と大規模な温暖期」；第２の事例研究「更新世における氷河周期と地球の軌道」；まとめ）
３ 雲と気候変化（雲と雲の発生；雲と気候；結論；問題と演習）
４ 成層圏オゾンの破壊（成層圏とオゾン層；オゾンの化学；オゾンホール；北極と全球規模のオゾン減少；結論；問題）
５ 変化する気候の天気と人間活動への影響（気候；ウェザーマシン；気候変化；観測された天気と気候の変化；予測と気候変化のモデリング；天気と気候変化の人間活動への影響；更なる研究の必要性）
著者等紹介
坪田幸政［ツボタユキマサ］
１９５６年神奈川県生まれ。１９７９年横浜国立大学教育学部卒業、教育学士（地学）。１９８４年ハワイ大学大学院気象学科修士課程修了、理学修士（気象学）。１９９５年コロンビア大学大学院教育研究科博士課程修了、教育学博士（地球科学）。現在、桜美林大学自然科学系教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
