文字の骨組み―字体/甲骨文から常用漢字まで

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文字の骨組み―字体/甲骨文から常用漢字まで

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784434130915
  • NDC分類 811.2
  • Cコード C0081

内容説明

字体は「文字の骨組みの概念」である。横線を三本書けば「三」、縦線を三本書けば「川」などという概念、これを「字体」という。では横線ではなく点が縦に三つ並んでいたらどうだろう。「三」と読める人もいるし読めない人もいる。概念には個人差があるのだ。文字が誕生してから現代まで、人々はどんな字を読み、書いてきたのか。現在書いている字体はどのように決まったのか。詳細な資料を挙げて字体を読む。

目次

第1章 骨組みの土台(字体って何?;正字体って何?;字体の三つのベクトル ほか)
第2章 文字いぢり(さいたま市の「さ」;「葛飾区」と「葛城市」と「葛城ミサト」;左右に伸ばすのは一字に一カ所 ほか)
第3章 資料編(『漢字要覧』の別体;『漢字整理案』の「許容体案」「漢字整理案の説明」;当用漢字表 ほか)

著者等紹介

大熊肇[オオクマハジメ]
1960年(昭和35)埼玉県春日部市生まれ。出版デザイナー。八歳から書道教室に通う。のちに印刷文字に興味を持つ。専門学校桑沢デザイン研究所・リビングデザイン研究科・グラフィックデザインコース卒業。道吉デザイン研究室を経て独立。現在、有限会社トナン代表。毛筆のロゴや篆刻も制作する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よく読む

2
時代や場所によって字は様々な誤解や解釈や写し間違いがなされてきたことな、筆者の楽しげな文章からわかる。文字に正解はない。2018/04/20

テキィ

2
これはとても良い入門書。わたり(同じ字種の異字体を一まとめに理解し、状況に応じて使い分ける能力)がもっと普及してほしいとは思う。しかし、戸籍謄本に手書きされた文字そのままで登録して欲しいという人の気持ちを「おまえも、渡れ」というのは、やっぱり難しいだろうなぁ。かくして、異字体の種はつきまじ。しかるに、重ねて、よい本だった。2010/03/03

テツオ

0
仕事柄、つねに漢字の字体の差に悩まされている。常用漢字表の前文にはデザイン差と位置づけてあるものもあれば、似ているのに異体と整理されているものもある。一つの字をとっても、文科省ではOKでもJIS(印刷字体)を管轄する経産省では、好ましくないという考えに立っているものもある。そういうこともあり、いったいなにが正しいのかよけい悩むこともある。でも、この本を読んでわかったのは、一つの字体(正字=いわゆる康熙字典体)に固執すること自体に無理があるということ。この本で、漢字(字体)の知識がぐんと上がった気がする。2012/03/05

ncnr

0
今まで無意識に使っていた漢字について考えるためのいい材料だった。 様々な時代の文字を見るだけでも楽しかった2011/06/24

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