ちくま新書<br> 宗教学の名著30

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宗教学の名著30

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  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064424
  • NDC分類 161
  • Cコード C0214

出版社内容情報

哲学、歴史学、文学、社会学、心理学など多領域から宗教理解、理論の諸成果を取り上げ、現代における宗教的なものの意味を問う。深い人間理解へ誘うブックガイド。

内容説明

宗教の歴史は長いが、宗教学は近代になって経験科学の発達を背景としてヨーロッパで誕生した比較的歴史の短い学問である。近代人は宗教に距離を取りながらも、人類が宗教を必要としてきたゆえんを直観的に理解し、時に知的反省を加えてきた。宗教学の知は西欧的近代学知の限界を見定めて、芸術・文学・語りや民衆文化の方へと開かれようとする脱領域的な知ともいえる。本書は古今東西の知から宗教理解、理論の諸成果を取り上げ、現代を生きる私たちにとっての「宗教」の意味を考える視点を養う決定版ブックガイドである。

目次

1 宗教学の先駆け
2 彼岸の知から此岸の知へ
3 近代の危機と道徳の源泉
4 宗教経験と自己の再定位
5 宗教的なものの広がり
6 生の形としての宗教
7 ニヒリズムを超えて

著者等紹介

島薗進[シマゾノススム]
1948年東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。現在、東京大学文学部・大学院人文社会系研究科宗教学・宗教史学研究室教授。主な研究領域は比較宗教運動論、近代日本宗教史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

200
色々な宗教に関する書物の紹介。宗教学って日本ではあまりイメージしにくいけど、最近できた学問と知り驚く。2020/07/13

yutaro sata

28
夢中になって読んだ。まとめてくれた島薗さんも物凄いが、まあ出てくる人出てくる人、知っている人知らない人も含め、モノスゲエね、ていうようなところで。身体からも文化からも精神分析的なところからもいろいろな入口から行きたいですね、というような感じで。2023/06/30

子音はC 母音はA

9
多神教と一神教が振り子のようにして宗教の歴史が動いたというヒューム、王朝の成熟は共同体の連帯が希薄になり周辺部が宗教的連帯で王朝を倒していくという循環を示したハルドゥーン、上から下へ引き摺り下ろすという欲求が歴史を作ったというニーチェとかが面白い。2014/07/25

壱萬弐仟縁

9
○○学の名著30は他にもあるが、空海、M.ウェーバーぐらいしか知らないので学習。A.スミスの師匠D.ヒュームは『宗教の自然史』1757年(050頁~)。人間は感性や情緒に左右される。K.ヤスパースは、限界状況や孤独、不安な人間を解明しようとしたようだ(239頁~)。具体的な限界状況とは、死、偶然、苦悩、闘争、負い目(244頁)。してみると、評者も死以外は経験してきたようだ。M.バフチンは、身体性から遊離しない意識態様の下、世界の多元性を祝福する文化理論構築を志向した(278頁)。知らない世界に好奇心の芽。2013/03/17

KAZOO

7
宗教学というのもかなり範囲が広いのですね。空海や井筒先生があるのは当然ながら、ハルドゥーンの「歴史序説」、フレイザーの「金枝篇」、柳田國男、論語についての本などかなり多岐にわたっています。社会学の範疇と重複するものがあるのですね。哲学、社会学よりもとっつきやすそうな感じがします。湯浅泰雄「身体論」は読んでみたいと思いました。2013/10/12

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