ちくま新書<br> 金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か

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ちくま新書
金融史がわかれば世界がわかる―「金融力」とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069689
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C0233

出版社内容情報

金融取引の歴史を網羅的にとらえ、資本主義の発展を観察。旧版を大幅に改訂し、実務的な視点から今後の国際金融を展望する。

内容説明

金融という場には、長い歴史のなかで形成された制度が残る。そうした遺構のうえに、現代的な問題が幾層にも積み重なっている。金や銀という一時代前の地金の問題、中央銀行の変化、変動する為替市場、金融技術の進展といった問題が複雑に絡み合っている。本書は、これらの相関を網羅的かつ歴史的にとらえ、世界の金融取引がどのように発展してきたかを観察する。旧版を大幅に改訂し、リーマン・ショックの衝撃やフィンテックの可能性などを検証しながら、実務的な視点から、今後の国際金融を展望する。

目次

第1章 英国金融の興亡(ポンドと銀貨の長い歴史;ポンドがめぐり英国経済はまわる ほか)
第2章 米国の金融覇権(英国はなぜ動脈硬化に陥ったのか;新興国アメリカの挑戦 ほか)
第3章 為替変動システムの選択(ブレトンウッズ体制の時代へ;変動相場制の幕開け ほか)
第4章 変化する資本市場(金融技術の発展;世界が怯えた金融危機 ほか)
第5章 課題に直面する現代の金融力(ユーロと英国シティの危機;人民元はどこへ行く ほか)

著者等紹介

倉都康行[クラツヤスユキ]
1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、東京銀行入行。東京、香港、ロンドンで国際資本市場業務に携わった後、97年よりチェースマンハッタンのマネージングディレクター。現在、RPテック代表取締役、産業ファンド投資法人執行役員、国際経済研究所シニアフェローなどを兼務。日本金融学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えちぜんや よーた

74
前半は世界史好き、後半は金融好きな人向けの本。個人的には前半の方が難しかった。法定通貨に金の裏付けがあると、自国通貨を為替取引で変換するときに外国通貨と金に変換する2種類の方法があるから。何十年も日本史に関する本を読んでいるけど、昭和初期の金兌換の廃止や金本位制度の復活のところが分からないまま…。いわゆるニクソンショック(1971年)による金ドル本位制度廃止以降の方がわかりやすかった。後半は特に世界史の知識が乏しくてもそれなりに読めるような気がする。2017/12/31

masabi

14
【要旨】金銀の流通からフィンテックまで金融史を概説する。【感想】金融覇権が英国から米国へ移り、米国に対抗しようとユーロ人民元が追う現状、いまいち存在感が発揮されない円。金融危機、マイナス金利、フィンテックと内容盛りだくさんだ。中央銀行が発行する仮想通貨は実現するのかどうか。2017/08/09

かんがく

12
経済力ならぬ「金融力」をキーワードとし、戦前の英国中心の金本位制から、ブレトンウッズ体制、ニクソンショック、ユーロの登場、バブル崩壊、アジア通貨危機、中国の台頭、そして仮想通貨まで、金融の歴史を追っていく。簡潔で相関関係も明確でわかりやすい。金融用語などの理解が深まって、経済分野への苦手意識がだいぶなくなってきた。2019/11/26

Francis

9
この本の続編「金融史の真実」が面白かったのでこの本も買って読んだ。こちらも面白い。やはり金融も歴史を学んだほうが理解が進むことを痛感した。さらに金融について知りたくなった。2019/05/09

tetsuya

3
慣れないものを読んだ。2017/08/25

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