ちくまプリマー新書<br> 古代文明と星空の謎

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ちくまプリマー新書
古代文明と星空の謎

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480684073
  • NDC分類 440.2
  • Cコード C0244

出版社内容情報

ストーンヘンジは夏至の日の出を示し、ピラミッドは正確に真北を向いている。古代人はどうやって計測したのか。当時の星空をシミュレーションして読み解く!

内容説明

ストーンヘンジは夏至の日の出を示し、ピラミッドは正確に真北を向いて建造されている。古代人は星空から精密な方角や暦を導き出している。どの星を頼りに計測したのか、当時の星空から読み解く!

目次

第1章 巨石文化は何を示しているのか?(ストーンヘンジは天文学の事象を予測していた?;遺跡を科学的に考察するための天文知識 ほか)
第2章 太陽信仰とピラミッド(ピラミッドはどこを向いているか;暦はどうして生まれたのか ほか)
第3章 暦とマヤ文明(ピラミッドが暦をあらわしている;天体観測をしていた!)
第4章 広大な海とポリネシア(海を渡るために発展したポリネシアの天文学;星にまつわる物語)
第5章 世界最古の天文図、キトラ古墳(日本の古天文学はどうなっているか;キトラ古墳に描かれた星図はいつのもの?)

著者等紹介

渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。東京大学理学部天文学科卒。東京大学大学院、東京大学東京天文台を経て、自然科学研究機構国立天文台上席教授・副台長、総合研究大学院大学教授、国際天文学連合副会長。理学博士。国際天文学連合では、惑星定義委員として準惑星という新しいカテゴリーを誕生させ、冥王星をその座に据えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

173
様々な天文現象と古代の観測技術。古代の天文記録からその観測結果の前代を逆算する。古天文学という分野があるらしい。古代日本、マヤ文明、エジプト、メソポタミア、ポリネシア。古代から星は人を引き付けてきた。季節や方位を知るために、更には興味本位によって。現在と過去が天文学でつながるというのは楽しい。古代のロマンと最新技術のハーモニー。2022/03/23

へくとぱすかる

76
古天文学の入門編。天文学の知識があったほうが楽しめる。ピラミッドやマヤ、ストーンヘンジなど、ややも間違えるとオカルト方面に迷いこみそうだが、さすがにそんな要素は皆無。いたずらに古代文明の高さを強調せずに、正当な記述に徹した感がある。キトラ古墳の話題が目新しかった。壁画に書かれた星図の年代・位置が、研究者によって結果が異なったのは興味深い。新たな証拠が現れるまで、決めつけないのが正しい態度だろう。いずれにしても、古墳の年代より古い星空を描いていることは確からしい。飛鳥では天文学はまだこれからだったのか?2021/08/13

みつ

22
古代遺跡と星・月・太陽の天体運動の関連について、天文学の知識を駆使して読み解く本。歳差運動や暦の進化も含め、これまで数百回通ったプラネタリウムで時々に学んだ内容も多いが、まとめて読むことができるのが嬉しい。中でも黄道(天球面での太陽の通り道)と白道(同じく月の通り道)のずれやキトラ古墳の星宿図から観測地点を推定する手法などはこの本で初めて知った。それぞれの文明が天体観測をいかに重視していたかもわかる一方、気候が農業に及ぼす影響の違いから暦に求める精度が異なる(太陰暦をそのまま用いる)との指摘も面白い。➡️2022/04/09

kurupira

9
なるほど、歴史と天文学を掛け合わせて多面的に見ると新たな事実が浮かび上がるとは興味深く、なかなかの良本だと思う。天文知識の解説はさっと読んでしまったが暦の起源など勉強になりました。最後の章でキトラ古墳は世界最古の天文図だとあるが知らなかった、、数年前に東京博物館の展覧会で見た時もきっと説明あったはずだが、、あまりの人の多さに数秒だけ見て通過したことしか覚えていない。。2021/10/13

しょうゆ

8
古天文学っていう学問があるんですね。初めて聞きました。めちゃくちゃ面白いです。面白いですが、天文学の知識もなければ数字にも弱い私にはなかなか理解の及ばない部分もあり、飛ばし気味の箇所も…。古代の人たちの星を見る能力や努力が凄まじく、コンピュータもないのに正確に方位や星座の動きを読んでいるのが驚き。暦、マヤ文明、キトラ古墳、中国と日本の星座名に特に興味が湧いたので別の本を読んで知識を深めたい。2021/12/30

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