神々の捏造―イエスの弟をめぐる「世紀の事件」

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487803972
  • NDC分類 936
  • Cコード C0098

内容説明

2002年10月、イスラエル。イエスの弟、ヤコブの骨箱が「発見」された。世界中を興奮の渦に巻き込んだ聖遺物。大富豪、政府高官、刑事…数々の人物が織りなす衝撃のドラマの結末とは!?驚愕のノンフィクション・ミステリー。

目次

猫と暮らす女学者―2001年10月
大富豪のテーブル―2002年春
刑事―2002年秋
神の痕跡
コレクター
疑惑―2002年秋
石板―2002年秋
謎の男―2003年冬
学者たち―2003年春
作業場―2003年夏
だまされた人々―2003年秋
告発―2004年秋

著者等紹介

バーリー,ニナ[バーリー,ニナ][Burleigh,Nina]
中東訪問の経験も豊富なジャーナリスト。AP通信、『シカゴ・トリビューン』、『タイム』へ25年間寄稿。現在は、『ピープル』誌の記者としてニューヨークに在住し、コロンビア大学大学院で、ジャーナリズムの非常勤教授も務めている

鳥見真生[トリミマサオ]
翻訳家。東北大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

majiro

10
すごい話だった・・・。98年だったか、仕事でグルノーブルに行った。物産展みたいなのをやってて、骨董品屋さんみたいなのも出てた。そこの人から、なんかこう、スキットルみたいなのを買わないかと言われた。興味はなくもなかったけど、値段をどんどん下げてきて、最初の10分の1くらいになって、その代わりにその人の目がどんどん釣りあがっていくのを見て、とにかく買うのをやめて逃げてきた。そもそも、大した額じゃなかったけど、あれは、どんなものだったんだろうなあ。2015/12/26

hamham

5
先に「キリストの棺」を読んだので無邪気に考古学の冒険を楽しんでいたシンハとチャーリーの姿が思い出され、彼らの発見の真贋が問われているのではないのかと心配したが、とりあえずそれらは言及されていなくてホッとした…。こんな世界中に読まれる本に日本での旧石器贋作発掘事件が紹介されており恥ずかしい…!日本の恥だ…!雑誌屋のシャンクスは三大遺物の真贋を問うセミナーを開いていて実に商魂たくましい。普通のビジネスセミナーより断然儲かるだろう。この問題に関心のある見込み客は20億人を超えるのだから…。2014/09/07

poppen

3
イエスの実在を証明するかもしれない骨箱の発見を巡る顛末を描いたノンフィクション。パレスチナ問題の背後にある宗教的問題も浮き彫りにしていて、勉強になる本だった。2010/01/29

takao

2
ふむ2021/03/17

(ま)

2
聖書考古学のメシア的爆発、エルサレム・シンドローム・・・遺物偽造に信仰・土地が関わると・・・ イエスの染色体は24本、23本はマリアから、1本は雲の上の白い髭の方から、と主張している方には思わず苦笑・・・2017/03/17

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