内容説明
仕事の進め方、情報の接し方、テーマの選び方…21名の賢者が語る「知的生産・私の流儀」。
目次
第1章 書斎派の人々(常に問題解決型思考で臨む;1冊のノートさえあれば情報の整理ができる ほか)
第2章 フィールド派の人々(温泉で心と体を治し、「温泉学」の確立を目指す;鉄道と二宮尊徳が「知」の原点 ほか)
第3章 出会い派の人々(イノベーションを生み出すための仕事術;知識よりもアウトプット力 ほか)
第4章 場所を選ばない人々(自然体で、高いレベルのアウトプットを生み出す;優れたデータベースシステムから優れた企画を生み出す ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
SOHSA
19
「知の現場」というタイトルのとおり、知の達人のワークフィールドを当人の経験談等を含めて紹介する。本書も梅棹忠夫著「知的生産の技術」をその原点としてそれぞれに発展させた思考・思想を扱っており、いずれも一理あるところがおもしろい。しかし、どれもやはりゼロからの生産ではなく、既にあるものの編集であったり、バージョンアップであるにすぎない。真の知的創造という点では、本家「知的生産の技術」を超えるものは見あたらない。あらためて梅棹忠夫の偉大さを思い知らされた。2014/04/19
たいそ
4
21名の賢者が語る「知的生産とは何か」「知の現場とはどこか」、情報収集の方法、アウトプットについて。人それぞれだなぁと感じたが、小飼弾氏の言うように、これらの中から共通項を取り出すことが大事なのかもしれない。2011/04/17
みつか
3
活動分野の異なる21名の方々がさまざまな知的生産の技術を披露。視点や方法が全く違うことが面白いです。2019/05/03
marimo
3
情報収集にはじまり情報整理・発信にいたるまで、21人それぞれのスタイルが豪華に紹介されています。公認会計士や大学教授など、それぞれが尊敬する人や愛読書なんかも挙げられているので、数珠繋ぎに読んでみるのも面白そう。2010/02/06
Uzundk
2
それぞれの世界でどんな考え方でやってきているかを集めた本。 仕事によって全く違ったり共通点のような物があったりで面白い。2014/04/01