内容説明
現代社会の学知を切り拓く脱領域的論考を再構成。社会科学の方法論的限界を明らかにし、人間中心主義を克服した世界観・価値観を示す。
目次
1 社会科学を超えて―超歴史的比較と総合の試み(実証主義の限界―社会科学方法論;根拠づけえぬもの―一般論理学;真理の探究―哲学)
2 主体とルールの解明(独我論から一者へ;複雑性と言語ゲーム―社会科学のあたりまえパラダイム;ルールの不確定性、公正および自由;複雑系におけるルール・主体の進化と「見えざる手」;人間社会と精神の起源)
著者等紹介
平山朝治[ヒラヤマアサジ]
1958年山口県小野田市(合併後、山陽小野田市)生まれ。1989年東京大学大学院修了(経済学博士)東京大学助手などを経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科経済学専攻准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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