国際金融危機にどう立ち向かうか―最前線で学んだリーダーシップ

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532134280
  • NDC分類 338.9
  • Cコード C3033

内容説明

ラテンアメリカ債務危機やアジア通貨危機の封じ込めを主導、リーマンショックより連なる今回の大不況到来をいち早く警告したバンカーが語る、国際金融の知られざる実相。

目次

1 大胆に、毅然と
2 影響の大きさを想定して、問題を予見する
3 タイムリーに行う
4 迅速にわかりやすい行動をとる
5 脅しに挑む―正義のために立ち上がれ
6 WEIJI(危机)―チャンスをつかめ
7 文化、歴史、顧客そして言語を知ること
8 コンセンサスを形成し、問題解決に革新的な方法を用いる

著者等紹介

ローズ,ウィリアム・R.[ローズ,ウィリアムR.][Rhodes,William R.]
シティグループおよびシティバンクの上級副会長兼上級国際部門担当役員を引退し、現在は、ウィリアム・R・ローズ・グローバル・アドバイザーズ社の会長兼CEO、シティの上級顧問、およびブラウン大学教授。1980年代と90年代に、開発途上国と世界の債権者を巻き込んだ対外債務危機問題の解決にリーダーシップを発揮し、国際金融外交で高い評価を得た。その後も、世界各国の政府、経済炭当閣僚、そして国際企業に対するアドバイザーとして活躍している

行天豊雄[ギョウテントヨオ]
公益財団法人国際通貨研究所理事長。1955年東京大学経済学部卒業、同年大蔵省に入省。プリンストン大学留学、国際通貨基金、アジア開発銀行に出向などを経て、国際金融局長、財務官などを歴任。89年退官後、ハーバード大学、プリンストン大学、サン・ガレン大学の客員教授を経て、92年より96年まで東京銀行会長。95年12月に国際通貨研究所設立時に初代理事長となり、現在に至る。96年4月東京三菱銀行相談役を経て、2006年1月より三菱東京UFJ銀行特別顧問も兼務する

斎藤聖美[サイトウキヨミ]
1950年生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。日本経済新聞社、ソニー勤務の後ハーバード・ビジネススクールでMBA取得。モルガン・スタンレー投資銀行のエグゼクティブ・ディレクターなどを経て独立。数々の企業立ち上げに携わり、現在はジェイ・ボンド東短証券および東短インフォメーションテクノロジー代表取締役社長。また、東芝取締役、昭和電工監査役、年金記録回復委員会委員をはじめ幅広い分野で活躍。著訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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メルセ・ひすい

1
序文…ポール・A・ボルカー 失われた10年 そして、25年になるつまり、今のディーリングルームには上げ相場を経験した運用者は残っていない!市場が上げ相場の際、総員未経験者なのだ。ギリシャの虚偽経済で発覚したユーロソブリン危機は「いつか来た道」なのである。ローズの言う再び「ボルカー・ルール」の提唱があるのか。50年の長きにわたり商業銀行のバンカー として活躍してきた著者が、世界の成長と雇用促進のために、民間金融部門の信用を拡大し、保護貿易的な動きを阻止し、金融市場の不確実性を減少させる具体的な行動を提示する2012/12/08

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