内容説明
FRB議長は経済危機の本質をどのように捉え、政策を実行しているのか?大恐慌のメカニズムに隠された危機克服の鍵に迫る。大恐慌研究の歴史に残る名著。
目次
第1部 概観(大恐慌のマクロ経済学:比較アプローチ)
第2部 総需要:貨幣と金融市場(大恐慌の波及メカニズム:金融危機の非貨幣的効果;大恐慌時における金本位制度、デフレーション、そして金融危機:国際比較;大恐慌時のデフレーションと貨幣収縮:単純比率による分析)
第3部 総供給:労働市場(工業労働市場の循環的な動き:戦前と戦後の比較;大恐慌時における雇用、就労時間、そして労働所得:製造業8業種に関する分析;米国の恐慌時の失業、インフレーション及び賃金:欧州への教訓は存在するか;順循環的な労働生産性と景気循環に関する競合する理論:戦間期における米国の製造業から得られたいくつかの証拠;大恐慌における名目賃金硬直性と総供給)
著者等紹介
バーナンキ,ベン・S.[バーナンキ,ベンS.] [Bernanke,Ben S.]
連邦準備制度理事会(FRB)議長。1953年生まれ、プリンストン大学教授、FRB理事、米国大統領経済諮問委員会(CEA)委員長などを経て、06年より現職
栗原潤[クリハラジュン]
キヤノングローバル戦略研究所研究主幹。1957年生まれ、京都大学大学院修了、三菱総合研究所、富士通総研を経て2009年より現職、その間ハーバード大学ケネディ行政大学院シニア・フェロー、関西学院大学客員教授
中村亨[ナカムラトオル]
神戸学院大学経済学部教授。1959年生まれ、83年神戸大学経済学部卒業、88年神戸大学大学院博士課程単位取得退学、88‐2001年松阪大学(現三重中京大学)政経学部講師、助教授、教授、2001年より現職
三宅敦史[ミヤケアツシ]
神戸学院大学経済学部准教授。1977年生まれ、2001年神戸大学経済学部卒業、06年神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、08年神戸学院大学経済学部講師、11年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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