演劇の力

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784532168988
  • NDC分類 775.1
  • Cコード C0074

内容説明

商業演劇も、小劇場も、海外も同じ。発想は危地からしか生まれてこない。日本を代表する演出家の70数年の半生は、自意識過剰な自己との絶えざる格闘だった。97年以降の80数本、開演前の著者の言葉を一挙収録!

目次

第1部 自己との闘い―私の履歴書(二〇一二年)(桜の憂鬱;戦争のころ;鋳物の街川口;生家は洋服店 ほか)
第2部 「演劇の力」を語る(二〇一三年夏)(老いるという可能性;若者に託す;中東で舞台表現するということ;東西のはざまで ほか)
初日に向かう劇場から―クロニクル一九九七~二〇一三

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りえこ

21
面白かった。思ったりも読みやすくて、分厚いけどすぐ読めました。昔の事や、興味のある人の事がたくさん書いてあるので、良かった。観た舞台も少しはあるけれど、観ていないものがほとんどで、観ておけば良かったなと思いました。2014/04/25

Haruka Fukuhara

7
日経の私の履歴書を再録したものがメイン。1か月にわたる連載だが、こうして冊子にまとめられると予想以上にボリュームがあって驚いた。(加筆されているのかチェックしていないが)前に講演を聞いたときにも思ったけれど、血肉の通った言葉を操る人で、活字を追っていて彼の人生を追体験するかのように、世界に引き込まれる感覚を味わった。後半はインタビューや年譜が並び、完成度の高い一冊。2013年。2017/05/13

tsukamg

3
強烈な一冊。自分を語ったことのなかった著者が、齢78にしてついに解き放った、演劇的な言葉の数々。前半は「わたしの履歴書」のまとめだが、後半のクロニクルが圧巻。1997年から2013年までの、パンフレットなどに載ったのか、挨拶やインタビュー集。還暦を過ぎてから、ますます演劇に夢中になっていく様がつづられている。なにより、手がけた舞台の数に圧倒される。蜷川幸雄という人の印象が、ガラリと変わる一冊でした。2014/11/17

akanishi

1
蜷川さんは脚本書かない、演じない。演出に特化した人なのだな、と発見2015/10/01

Izumi Kataoka

1
「私を離さないで」を観ました。 蜷川演劇、もう一度みたい。2014/08/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7660423
  • ご注意事項

最近チェックした商品