内容説明
生命の謎を解く大発見に迫る。iPS細胞の作成はなぜノーベル賞を受賞したのか?医療にどのように役立つのか?iPS細胞を理解するための基本から世界の最新研究までを解説。
目次
1 iPS細胞とは何か(ノーベル賞決定の興奮;iPS細胞はこうしてできた;再生医療への応用;近づく実用化)
2 iPS細胞で何ができるのか(生命のプログラムを巻き戻す;iPS細胞を医療に生かす;ES細胞からiPS細胞へ;iPS細胞が変える難病研究;オールジャパン体制で挑む;期待される創薬への貢献)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラッキー
2
用語が難しかったが、何となくどういうものなのかは分かった気がする。今色々と議論になっているが、揚げ足取りばかりではなく、良い方向にみんなが力を合わせてくれればいいのにと思う。2014/08/16
乱読家 護る会支持!
1
個体レベルでは、助からなかった病気の治療につながる画期的な技術とは思うが、社会全体ではますます医療費用が上がって社会保障負担が増えていかないかと危惧する。さらに、この研究が進めば、老いない個体、死なない個体が現れるかも知れないんですね。。。。それって、いい事なのかぁ??2013/04/25
kou
1
一度読んだだけで知識となったとは言い難いが、iPS細胞がどんなものでどのような可能性を秘めているかがわかりやすく書いてあるので、入門書にはいいのではないかと。2013/04/17
ともちゅ
0
別媒体に掲載済の内容を編集しているようで、重複する部分もあるが、変な事故啓発系の本にせず、純粋にiPS細胞について書かれているのがよい。 #fb2013/03/08
キャラメル
0
最近、iPS細胞を使った臨床研究についての記事を見たので、家にあったこの本を読み返してみた。山中教授がノーベル賞を受賞したときに話題として読んだが、実はあまりよく分かっていなかった。再生医療に興味があるので、この本を読むとさらに知りたいことが増えた。2019/03/05