出版社内容情報
「陪審は市民を育てる民主主義の学校だ」。このトクヴィルのテーゼを陪審員経験者へのアンケートで実証的に明らかにした。
目次
民主制への陪審制の貴重な寄与をはじめて実証的に検証する！
第１章 我らの手にある自由
第２章 国家と社会との間で
第３章 陪審員席から投票箱へ
第４章 召喚状に応じる
第５章 市民裁判官
第６章 裁判所からコミュニティへ
第７章 市民としての態度への影響
第８章 陪審制の活性化のために
第９章 政治的社会と熟議民主主義
方法論に関する補足
著者等紹介
ガスティル，ジョン［ガスティル，ジョン］ ［Ｇａｓｔｉｌ，Ｊｏｈｎ］
ペンシルベニア州立大学のコミュニケーションアート・サイエンス学部の教授
ディース，ペリー［ディース，ペリー］ ［Ｄｅｅｓｓ，Ｅ．Ｐｉｅｒｒｅ］
ニュージャージー工科大学の機関研究計画課の課長。Ｊｏｕｒｎａｌ ｏｆ Ｐｏｌｉｔｉｃｓ，Ｍｏｂｉｌｉｚａｔｉｏｎなどの雑誌に関連する研究を発表しており、ヴェラ司法研究所やニューメキシコ大学公共政策研究所で、法と世論についての報告書を記した。また、制度評価、プログラム評価、教育の分野で多数の研究を公表している
ワイザー，フィリップ・Ｊ．［ワイザー，フィリップＪ．］ ［Ｗｅｉｓｅｒ，Ｐｈｉｌｉｐ Ｊ．］
コロラド大学ロースクールの学部長およびトムソン冠教授
シモンズ，シンディ［シモンズ，シンディ］ ［Ｓｉｍｍｏｎｓ，Ｃｉｎｄｙ］
ペンシルベニア州立大学の講師であり、カレッジ・オブ・コミュニケーションズおよびロースクールで教鞭をとっている。ワシントン大学ロースクールのＪ．Ｄ．およびウィスコンシン・マディソン大学のＭ．Ａ．（ジャーナリズム）を取得している。１５年間ジャーナリストとして働き、州政府、裁判所、公共的事柄について取材した
フット，ダニエル・Ｈ．［フット，ダニエルＨ．］ ［Ｆｏｏｔｅ，Ｄａｎｉｅｌ Ｈ．］
１９５４年生まれ、１９８１年ハーバード大学ロースクール卒業。連邦地方裁判所および連邦最高裁判所ロークラーク、日産自動車法規部、ワシントン大学・東京大学の教授等を経て、現在、ワシントン大学ロースクールと東京大学大学院法学政治学研究科の教授を兼任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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