労働市場制度改革―日本の働き方をいかに変えるか

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  • サイズ A5判/ページ数 306p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535555785
  • NDC分類 366.21
  • Cコード C3033

内容説明

もっとも重要なカギは「ヒト」の力。「木を見て森を見ず」ではなく「広角レンズ」の視点で、日本の労働市場を支える制度・仕組みの新たな「かたち」とそれに向けた改革の方向性を提示。

目次

第1部 問題提起(日本の労働市場制度改革:問題意識と処方箋のパースペクティブ;労働市場改革の課題;労働法学は労働市場制度改革とどう向き合ってきたか)
第2部 働き方・働き手の多様化と求められる労働市場制度改革(労働市場改革と労働法制:「できること」と「できない」ことの見極めが必要、一律適用から適用除外も視野に入れた法整備を;エイジ・フリーの法政策:労働市場アプローチか、人権保障アプローチか)
第3部 正規雇用を巡る問題:解雇規制と長時間労働への経済学的接近(雇用保護は生産性を下げるのか;長時間労働の経済分析)
第4部 労使間コミュニケーション円滑化を目指した労働市場制度改革(労働法改革の基盤と方向性:欧米の議論と日本;紛争解決制度と集団的コミュニケーション:解雇紛争の視点から)
第5部 企業の中からみた労働市場制度改革(今、公正性をどう考えるか:組織内公正性論の視点から;企業組織の変容と労働法学の課題)
法と経済学の視点から見た労働市場制度改革

著者等紹介

鶴光太郎[ツルコウタロウ]
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)上席研究員

樋口美雄[ヒグチヨシオ]
慶應義塾大学商学部教授

水町勇一郎[ミズマチユウイチロウ]
東京大学社会科学研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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