出版社内容情報
火と燃料をコントロールすることによって文明をうみだした人類は、
近年、化石燃料から恩恵をうけるとともに環境問題にも直面させられている。
火が人類にもたらした歴史を科学、地学、芸術、神話など多角的な視点から
描きだす。
人とともにあり、文明の伴走者となった火の驚くべき歴史と科学。
内容説明
初めて火を手に入れた先史の時代から化石燃料による環境問題まで火と人間が織りなす4億年のドラマ。火のメカニズムと歴史を、科学、地学、神話、芸術など多角的な視点から描きだす。
目次
第1部 野生の火(燃焼を創造する;大きく燃え、広く燃え、深く燃える)
第2部 飼いならされた火(火の生き物;火の働き―人が介在する火の扱い ほか)
第3部 火の文化(研究された火と作られた火;描かれた火 ほか)
第4部 今日の火(大崩壊;メガファイア)
エピローグ―ふたつの火の世界
著者等紹介
パイン,スティーヴン・J.[パイン,スティーヴンJ.] [Pyne,Stephen J.]
アリゾナ州立大学生命科学部環境史教授、大学評議員。世界でも有数の火に関する歴史家
鎌田浩毅[カマタヒロキ]
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。1955年生まれ。東京大学理学部地学科卒業。通産省を経て97年より現職。理学博士。専門は火山学・地球科学。テレビ・ラジオ・書籍で科学をわかりやすく解説する「科学の伝道師」。京大の講義「地球科学入門」は毎年数百人を集める人気
生島緑[イクシマミドリ]
1948年生まれ、関西学院大学文学部英米文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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