出版社内容情報
ヴィクトリア朝の英国人の生活を目覚めから就寝までレポートするという形式のかつてない歴史書。文献を駆使するのは勿論、生活様式を自分でも実践した著者が、労働者から貴族まであらゆる階級の真の姿をいきいきと描きだす。
内容説明
目覚まし時計なしで定刻に目を覚ます方法とは?クリノリン着用時はどうやって椅子に座るのか?『大いなる遺産』のピップはどんなふうに授乳されていたのか?当時の水着の着心地は?ヴィクトリア朝英国人の日常生活が浮き彫りに!多彩な資料と著者による再現で迫る。
目次
第1章 起床
第2章 服を着る
第3章 用を足す
第4章 身だしなみを整える
第5章 朝の運動
第6章 朝食
第7章 外での仕事
第8章 家事
著者等紹介
グッドマン,ルース[グッドマン,ルース] [Goodman,Ruth]
英国出身・在住の歴史家。1963年生まれ。専門分野は近世英国社会史。美術館や映画などのアドバイザーを複数務める。また英国BBCテレビの教育番組“Victorian Farm”、“Victorian Pharmacy”、“Tudor Monastery Farm”などのプレゼンターを務めている。研究にあたっては、資料を渉猟するだけでなく、当時の生活様式を実践することで、歴史への理解をより深めている。ヴィクトリア朝の生活様式を実践するほか、Tudor Groupという英国チューダー時代(1485~1603年)の様式で生活をする団体にも所属している
小林由果[コバヤシユウカ]
青山学院大学文学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件