出版社内容情報
オバマが選ばれた本当の訳を探る現地レポート。
日本の政界にオバマ、ヒラリー、ペイリンは登場するのか? 米大統領選の経過を追いながら、有権者たちの心を動かす政治システムを探る。
アメリカのメディアによると、米大統領選挙を最も注目していた外国は、なんと日本であった。実は日本の政治の閉塞感が、日本人の目を米国の政権交代劇に向けさせたのだ。オバマのようなカリスマ指導者が、現状を変革してくれることを日本人も切望している。
▼では、オバマはいかにして誕生したのか? そもそも「オバマのような政治家」とはどのようなタイプか?
▼YouTube、ブログなどは、オバマのネット戦略の鍵を握った。日本でも、現在、ネットを利用できるように公職区選挙法の改正が議論されている。間もなくネット選挙は解禁され、政策が掲載される場所になるだろう。共感する政策と言葉のある政治家が登場したら、しがらみのない若者こそが、自発的に政治に参加するだろう。そうなれば、日本にもオバマのような政治家が生まれる可能性が出てくる。
▼ヒラリーやペイリンの足跡も追いながら、新しい指導者が誕生する政治システムを考えた一冊。
●第一章 なぜオバマ大統領が誕生したか
●第二章 なぜオバマはシカゴを目指したのか
●第三章 オバマはどんな大統領になるのか
●第四章 ヒラリー、ペイリンは日本にも登場するのか
●第五章 日本にオバマは生まれるか
内容説明
アメリカのメディアによると、米大統領選挙を最も注目していた外国は、なんと日本であった。実は日本の政治の閉塞感が、日本人の目を米国の政権交代劇に向けさせたのだ。オバマのようなカリスマ指導者が、現状を変革してくれることを日本人も切望している。では、オバマはいかにして誕生したのか?そもそも「オバマのような政治家」とはどのようなタイプか?日本でもそのスタイルは適用できるか?ヒラリーやペイリンの足跡も追いながら、新しい指導者が誕生する政治システムを考える。
目次
第1章 なぜオバマ大統領が誕生したか(アメリカ合衆国の完成;大統領の理想像は「ローラのお父さん」 ほか)
第2章 なぜオバマはシカゴを目指したのか(シカゴから見たオバマのルーツ;シカゴに移住した黒人たちの歴史 ほか)
第3章 オバマはどんな大統領になるのか(オバマ旋風を巻き起こしたネット戦略;オバマ政権の新たな課題)
第4章 ヒラリー、ペイリンは日本にも登場するのか(新しいタイプの働く女性像―ヒラリーとペイリン;二〇一一年、サラ・ペイリンは生き残れるか)
第5章 日本にオバマは生まれるか(日本の政治はオバマに何を学ぶべきか)
著者等紹介
横江公美[ヨコエクミ]
1965年、名古屋市生まれ。明治大学経営学部卒。博士(政策研究)。94年に松下政経塾入塾(15期生)。その間、プリンストン大学客員研究員、ジョージ・ワシントン大学客員研究員として、アメリカ大統領選挙を中心に世界の選挙について実地研究を行なう。VOTEジャパン(株)社長を経て、現在「PACIFIC21」代表。政策、企画、企業研修に関するコンサルティングを行なっている。明治大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紙紙
Nick
PIPI
たぬき