PHP新書<br> ドバイの憂鬱―湾岸諸国経済の光と影

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ドバイの憂鬱―湾岸諸国経済の光と影

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  • サイズ B40判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569709888
  • NDC分類 332.286
  • Cコード C0233

出版社内容情報

不動産バブル崩壊後の湾岸経済最新レポート!

ドバイの不動産バブルは崩壊した。しかし、湾岸諸国の経済はまだまだ底力を見せている。今後の展望はどうか? 現地を取材しレポートする。

世界中の建設用クレーンの半分が集中しているといわれるほどの好況に沸いたドバイでは、不動産バブルがはじけ、経済は沈滞、労働者の解雇も進められた。「世界一」の規模だった数々の巨大プロジェクトは休止・延期を余儀なくされている。労働者が解雇されたり、外国人が流出したりすることで、購買力も低下している。

▼世界同時不況のなか、経済も悪化しているのは、ほかの湾岸諸国も同じだ。



▼しかし、将来を期待させる材料も多々ある。

▼サウジアラビアでは人口増加による住宅不足が起きている。これは、内需に支えられているだけに、不動産・建設業界にとって魅力的だ。カタールは天然ガスの大輸出国となった。アブダビは、ドバイを反面教師として、安定した経済成長を目指している。

▼ドバイも、すぐに景気が回復することはないものの、地域の中心としての地位は揺るがないものと思われる。



▼現状から、湾岸経済の今後をうらなう。

●まえがき 
●第1章 ドバイ不動産バブルの崩壊 
●第2章 ドバイ経済の光と影 
●第3章 湾岸の経済はどうなるか 
●第4章 開発が続くサウジアラビア 
●第5章 カタールとアブダビの発展 
●最終章 湾岸経済復調の可能性

内容説明

世界中の建設用クレーンの半分が集中しているといわれたドバイでは、不動産バブルがはじけ、経済は沈滞、労働者の解雇も進められた。数々の巨大プロジェクトは休止・延期。世界同時不況もあり、ほかの湾岸諸国の経済も悪化している。しかし、将来を期待させる材料も多々ある。サウジアラビアの人口増加による住宅不足は、不動産・建設業界にとって魅力的だ。カタールは天然ガスの大輸出国であり、アブダビはドハイを反面教師として安定した経済成長を目指している。現状から、湾岸経済の今後をうらなう。

目次

第1章 ドバイ不動産バブルの崩壊
第2章 ドバイ経済の光と影
第3章 湾岸の経済はどうなるか
第4章 開発が続くサウジアラビア
第5章 カタールとアブダビの発展
最終章 湾岸経済復調の可能性

著者等紹介

宮田律[ミヤタオサム]
1955年、山梨県甲府市生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻修了。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院修士課程修了。現在、静岡県立大学国際関係学部准教授。専攻はイスラム政治史および国際政治(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中島直人

7
(図書館)内容が散漫過ぎて主旨を捉えづらい。また、データも不十分で説得力に欠ける印象。時流に乗ってタイトルたけで売ろうとしたのか。2018/10/06

中島直人

4
(図書館)読了2019/12/15

可兒

2
バブルのように急成長したと思ったら、世界同時不況で盛大にこけたドバイの話。ただし周辺都市がこれに学んでいる以上、もちろん復活の目は大きい。UAEではイスラム主義の出る幕はないのか2010/06/12

mahiru123

1
読んでいるこっちが憂鬱になる。ひたすらデータの羅列といった感じで、読んでて眠くなる。面白くないし、あまり勉強になった気もしない。2011/08/08

まさむね

1
ドバイモデルが反面教師となって、堅実な成長を続けようとするアブダビ、カタール、サウジ。ドバイも逆転回復の可能性があるようだ。まだまだ目が離せない。2009/07/22

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