コンテンツツーリズム研究―情報社会の観光行動と地域振興

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784571410550
  • NDC分類 689
  • Cコード C3036

出版社内容情報

「聖地巡礼」に象徴される新しい観光学の本格的入門書。学術・経済・行政など複合的な視点から分析・考察を行う。

岡本 健[オカモト タケシ]
著・文・その他/編集

目次

第1部 コンテンツツーリズムの研究可能性と課題(コンテツツーリズムを研究する;コンテンツツーリズムの経済的インパクト ほか)
第2部 コンテンツツーリズムの基礎(コンテンツツーリズムの歴史;コンテンツツーリズムの空間 ほか)
第3部 コンテンツツーリズムの研究方法(コンテンツツーリズム研究の手法;先行研究の探し方 ほか)
第4部 コンテンツツーリズムの現場(コンテンツツーリズム事例の見方―成功/失敗の枠組みを越えて;『魔女の宅急便』―海外における女性のコンテンツツーリズム ほか)
第5部 コンテンツツーリズム研究の展開(コンテンツツーリズムで読む;地産地消のコンテンツツーリズム ほか)

著者等紹介

岡本健[オカモトタケシ]
奈良県立大学地域創造学部地域創造学科准教授。博士(観光学)。専門は観光社会学、コンテンツツーリズム学、ゾンビ学。1983年奈良県奈良市生まれ。2007年3月北海道大学文学部卒業。学部時代の専門は認知心理学。2007年4月より観光学に転向、2009年3月北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻修士課程修了。2012年3月北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻博士後期課程修了。京都文教大学総合社会学部文化人類学科特任(任期付)講師、奈良県立大学地域創造学部地域総合学科専任講師を経て2015年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SQT

3
超良書。コンテンツツーリズムの実例や、研究手法も盛り沢山。今後コンテンツツーリズムを研究テーマにするに際して、とても役に立つ本でした。13年のn次創作観光より客観的で、批判的継承に堪える内容に感じました。2017/02/26

ハネ

2
卒論用資料。コンテンツツーリズムについて色々な考え方から研究の手法や事例まで含まれている。もっと早くこの本に出会えたらよかった。2023/06/28

富士さん

2
一時期流行ったアニメの舞台の聖地巡礼を学問的に研究するための教科書。いろいろな考え方や方法、ケーススタディが列挙されており、これからどうやって研究しようかという方には、適宜必要なところを選んで使える便利な本だと思います。ただ、あくまで実用書で、人の営みの中で聖地巡礼というものをどのように位置付ければいいのかがはっきりせず、この現象をどう評価していいのか分からないのが大きな不満点でした。個人的には比較の視点がごっそり抜けているように見えるのが最も重大な欠点で、それはこの手の研究全体に言える問題だと思います。2017/09/24

Taku_Mikami

2
コンテンツツーリズムについて基礎の基礎から書いてくれているので、これからこの分野を勉強したい人は読んでおいて損のない1冊。というか、読まないとまずい1冊です(笑)2016/12/27

lo_resort

1
ケーススタディは主にアニメ関係ですが、新しい観光コンテンツを作ろうとする際の視点は何であろうと同じで、本書で示されている視点が役に立つと思います。表紙にいる矢澤にこちゃんに関しては全く言及無いですが、研究対象としては「これから」なんだと思います。2017/08/01

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