出版社内容情報
20世紀は世界戦争の時代だった。哲学者、文学者、美術家、また軍人・政治家など、多彩な人物とその相互関係の膨大なエピソードによって、この時代とその精神を活写する。
内容説明
現代が始まり、現在へとつながる。戦争がつくる世界のなかで、誰が誰とともに、どんな思想を、活動を、表現を、政治を生きたか?諸個人、諸集団の具体的経験を描く、読む20世紀知識人事典!
目次
開幕 二十世紀の「思想」と「戦争」
第1部 第一次世界大戦と精神の危機(一九一四年夏;戦争へのカウントダウン;未知の戦争 ほか)
第2部 戦間期の政治運動と知識人たち(転換点としてのモロッコ戦争;アンドレ・マルローと仏領インドシナ;フランス社会党員レヴィ=ストロースと「建設的革命」 ほか)
幕間 戦争が露出する
第3部 収容所と亡命の時代(「奇妙な戦争」;パリ陥落;ナチス占領下のフランス ほか)
終幕 世界大戦の決算
著者等紹介
桜井哲夫[サクライテツオ]
1949年、足利市生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京経済大学名誉教授。専攻は、近・現代社会史、社会思想史、現代社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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