平凡社ライブラリー<br> 昭和史 1926-1945

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平凡社ライブラリー
昭和史 1926-1945

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  • サイズ 文庫判/ページ数 546p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582766714
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0321

出版社内容情報

授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博し、毎日出版文化賞特別賞を受賞したシリーズ、待望のライブラリー版。今の日本に必要なこととは何か。歴史から学ぶべき教訓とは? 過ちを繰り返さない日本へ、今こそ読み直す一べき冊。

内容説明

授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博した「昭和史」シリーズ戦前・戦中篇。日本人はなぜ戦争を繰り返したのか―。すべての大事件の前には必ず小事件が起こるもの。国民的熱狂の危険、抽象的観念論への傾倒など、本書に記された5つの教訓は、現在もなお生きている。毎日出版文化賞特別賞受賞。講演録「ノモンハン事件から学ぶもの」を増補。

目次

昭和史の根底には“赤い夕陽の満州”があった―日露戦争に勝った意味
昭和は“陰謀”と“魔法の杖”で開幕した―張作霖爆殺と統帥権干犯
昭和がダメになったスタートの満州事変―関東軍の野望、満州国の建国
満州国は日本を“栄光ある孤立”に導いた―五・一五事件から国際連盟脱退まで
軍国主義への道はかく整備されていく―陸軍の派閥争い、天皇機関説
二・二六事件の眼目は「宮城占拠計画」にあった―大股で戦争体制へ
日中戦争・旗行列提灯行列の波は続いたが…―盧溝橋事件、南京事件
政府も軍部も強気一点張り、そしてノモンハン―軍縮脱退、国家総動員法
第二次大戦の勃発があらゆる問題を吹き飛ばした―米英との対立、ドイツへの接近
なぜ海軍は三国同盟をイエスと言ったか―ひた走る軍事国家への道
独ソの政略に振り回されるなか、南進論の大合唱―ドイツのソ連進攻
四つの御前会議、かくて戦争は決断された―太平洋戦争開戦前夜
栄光から悲惨へ、その逆転はあまりにも早かった―つかの間の「連勝」
大日本帝国にもはや勝機がなくなって…―ガダルカナル、インパール、サイパンの悲劇から特攻隊出撃へ
日本降伏を前に、駆け引きに狂奔する米国とソ連―ヤルタ会談、東京大空襲、沖縄本島決戦、そしてドイツ降伏
「堪ヘ難キヲ堪ヘ、忍ビ難キヲ忍ビ…」―ポツダム宣言受諾、終戦
三百十万の死者が語りかけてくれるものは?―昭和史二十年の教訓
ノモンハン事件から学ぶもの

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
1930年、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、取締役などを経て作家。『漱石先生ぞな、もし』(正続)で新田次郎文学賞、『昭和史1926-1945』『昭和史 戦後篇』で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

380
昭和それも戦前の日本の通史がよく分かる一冊。歴史事実はよく分かるが、何故当時の軍部が暴走したと言われるのか?戦争というのは相手あっての話だから、海外事情ももう少し掘り下げて欲しかったかな。あと未来から見たらアホな判断でも当時の人から見ると、ドイツの勃興は一時的なものとか、アメリカがどういう国なのかとかは見極めが難しかったんだろうなと思った。しかし昭和天皇の言うこと、懸念を聞いていれば、もっとマシな方向に行ったかもと思うと歯がゆくもある。2017/09/06

へくとぱすかる

191
日露戦争以後の日本は、夜郎自大な国になったといわれる。その不思議な自信が、広い目でみる視点を失い、結局は敗戦への道をひたすら進むのを止めることができなかった。何百万もの死者を出してしまった結果には、戦慄をこえて虚しさをおぼえる。しかも犠牲は日本人だけにとどまらない。この歴史に学んで反省しなければ、いつかはあやまちをくり返すことになる。とくに半藤さんが「国民的熱狂」という危険について述べていることは重要。正しく知ること、自分の頭で考えることこそ大切で、集団無責任は一度きりにしてほしい。8月は特にそう思う。2021/08/08

kinkin

134
509ページの大冊。しかしダレることなく読ませてくれる本だった。著者の本は気に入って読むことが多い。この昭和史は1926年から終戦の1945年まで。といってもどの時代もほぼ戦争あるいはその前触れ。読んでゆくと他の本も感じたことだがほんとうにバカな戦争だったこと。この本を読もうと思われる方は前もって昭和の初めから起きた事件や政治を簡単に知っておくと良いかも。この本はそのなかでわかりにくいこと、わからなかったことの答えが載っていると思います。ところどころかいつまんで読んでもいいと思います。図書館本2022/03/07

TS

97
すこぶるおもしろく読んだ。本当になんともアホな戦争をしたことか、とほほ、という結論だが、歴史は学ぼうとしなければ何も教えてくれない、というのが一番の教訓。国民側はマスコミを政府側と捉えがちだけど、政府側はマスコミを国民側と捉えがちなのだな、という発見。明治38年に開発された銃の弾丸を、バカみたいな量作って使い切らないといけないから、国を賭した太平洋戦争まで使い続けた話、まとめ買いしておいたSサイズのオムツを、すでにサイズオーバーしているのに、使い切らないといけないからと使い続けている自分に重ねた。2021/02/27

molysk

92
開国からの40年で築き上げた近代国家を、続く40年で滅ぼして迎えた、昭和20年の敗戦。本書は、終戦にいたるまでの昭和史を記す。五つの教訓。時の勢いに駆り立てられてはいけない。抽象的な観念論ではなく、具体的な方法論を。日本型のタコツボ社会における小集団主義の弊害。外交における国際的常識の欠如。対症療法的な、すぐに成果を求める短兵急な発想。全体を見て結論をひとことで言えば、日本をリードしてきた人々が根拠なき自己過信に陥っていたこと。昭和史、戦前史というだけではなく、現在の教訓でもある、という筆者の指摘に同意。2020/08/01

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